コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

人手不足の原因はブレグジットじゃない 地に足つかない若者たち

<低賃金でつらい「3K」の仕事はもちろん小売業や接客も不人気。人手不足の要因には、大学や専門学校を出たあまりに多くの若者たちが仕事を選り好み

2023.02.17
Edge of Europe コリン・ジョイス

「性別変更簡易化」スコットランドでレイプ犯が女性に性別変更

<トランスジェンダーの権利擁護のため性別変更を容易にする法案を進めるスコットランドで、2人の女性をレイプした男が裁判中に女性に性別変更すると

2023.02.09
Edge of Europe コリン・ジョイス

スローガンは立派、でも中身に乏しい政策目標はイギリスも

<就任以来「雲隠れ」を非難されていた英スナク首相がついに動き出したが、どの大胆な政策も実現性は怪しい> 政治オタクの人なら、1月のイギリスは

2023.01.30
Edge of Europe コリン・ジョイス

ヘンリー王子、事実誤認だらけの「プライベート切り売り本」に漂う信用の欠如

<これまでさんざんメディアによるプライバシー侵害を非難してきた英ヘンリー王子だが、回顧録で英王室の内情を暴露し、タブロイドと全く同じことをし

2023.01.18
Edge of Europe コリン・ジョイス

「W杯は究極のドラッグ」試合のためなら睡眠時間を犠牲にするし、ガラスの上だって這い回る

<生活を犠牲にしてまで手を出し、束の間のハイを味わい、渇望感に襲われる......サッカーワールドカップは極限のドラッグだ> アメリカの小説

2022.12.23
Edge of Europe コリン・ジョイス

「暖房か食事か」インフレ下の極限の貧困は......本当の話?

<エネルギー価格急騰の冬を迎えたイギリスで、生活に困窮する人々の話があふれているが、平均的なイギリス人の多くはそんな貧困話に半信半疑で無関心

2022.12.22
Edge of Europe コリン・ジョイス

「勝ってもホッとするだけ」「負けの痛みは永遠」日本よ、サッカー強豪国の苦しみへようこそ

<Jリーグ発足の年から日本サッカーを見守り続けた「イングランドの日本ファン」が断言、日本は名実ともに世界のサッカー強豪国になったが.....

2022.12.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

W杯で「信念の抗議」を見せたイランと腰砕けイングランド

<国歌斉唱を拒否したイラン代表チームは言葉も力も使わずに抗議の意思を世界に示すことに成功したが、対するイングランドやドイツ代表の決断は...

2022.12.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

「道徳的純真無垢」派にとっては戦没者追悼も「差別的」で「不道徳」

<人々が胸に赤いポピーの花を着ける11月の戦没者追悼記念日はイギリスにとって重要な慣習だが、いかなる人種差別も帝国主義も許さない「道徳的純真

2022.11.16
Edge of Europe コリン・ジョイス

「ほぼ万年与党」だった英保守党が大ピンチ 凋落の理由と新首相スナクのこれから

<イギリス新首相にリシ・スナクが決定したが、選挙にも経済にも強いはずの保守党は迷走続きで次の総選挙に勝つ気がしない> イギリスでは、保守党が

2022.10.28
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    悪化する日中関係 悪いのは高市首相か、それとも中国か
  • 3
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地「芦屋・六麓荘」でいま何が起こっているか
  • 4
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    山本由伸が変えた「常識」──メジャーを揺るがせた235…
  • 7
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 8
    南京事件を描いた映画「南京写真館」を皮肉るスラン…
  • 9
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 10
    経営・管理ビザの値上げで、中国人の「日本夢」が消…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 5
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 6
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 7
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 8
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 9
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地…
  • 10
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中