最新記事
野生動物

「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に

'Shocking' Yellowstone Video Shows Child Approaching Bison

2025年6月19日(木)19時40分
エマ・マースデン
バイソン

(写真はイメージです) dvlcom - www.dvlcom.co.uk-Shutterstock

<周囲からの注意勧告も届かず。接触すれば命を落とす危険すらある大型動物の至近距離に幼児の姿が...>

幼児と付き添いの大人が、草を食むバイソンの至近距離に接近する衝撃の場面がイエローストーン国立公園で撮影された。

【動画】「あまりに愚か」「唾がかかるほど近くに...」 幼児連れが注意ガン無視で「予測不能な大型動物」に接近する衝撃シーン

本誌は13日、イエローストーン国立公園に対してオンラインフォームでコメントを求めた。

同公園の広報は過去に本誌の取材に対し、「野生生物には決して近寄ってはいけない。イエローストーンにいる野生動物は、たとえ大人しそうに見えても予測不可能だ」とコメントしている。

問題の映像は、かつてプロとして活動していたオハイオ州の写真家ジェニファー・ガンダーソン(Jennifer Gunderson)が、自身のインスタグラムアカウントに投稿したものだ。今日までに1.9万件以上の「いいね」を集めている。

ペブル・クリーク(Pebble Creek)付近で撮影されたこの映像には、子供が大人と一緒に大きなバイソンに向かって歩いていく様子が映っている。ガンダーソンは6月2日付の動画でこう綴っている。

「こんな愚かな行為を目撃するとはまさか思いもしなかった。撮影を始める前に私たちを含めて全員が、引き返しなさいと声をかけた。パークレンジャーに電話する人もいた。野生生物に近づいてはいけないという注意書きは、公園の至る所に掲示されている」

彼女が使ったハッシュタグ「#touronsofyellowstone」の「Touron」は、「tourist(観光客)」と「moron(愚か者)」を組み合わせた造語で、危険を冒してまで完璧な写真を撮ろうとする観光客を意味する。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国、サービス消費に成長可能性 資金調達コスト軽減

ビジネス

ヘッジファンド、先週日本株買い増し 韓国株をショー

ビジネス

7月工作機械受注は前年比3.6%増、2カ月ぶりプラ

ワールド

韓国大統領、23日に日本訪問 石破首相と会談へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が教える「長女症候群」からの抜け出し方
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    【クイズ】アメリカで最も「盗まれた車種」が判明...気になる1位は?
  • 4
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 5
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入…
  • 6
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 7
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 8
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 9
    トランプ「首都に州兵を投入する!」...ワシントンD.…
  • 10
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 1
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 2
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの母子に遭遇したハイカーが見せた「完璧な対応」映像にネット騒然
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 5
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 8
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 9
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 10
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中