香港火災、犠牲者追悼の動き広がる 150人依然不明
香港北部の高層住宅群で起きた大規模火災で、現地では29日、死亡した128人を追悼する動きが広がった。写真は現場近くで献花する男性。香港・大埔で撮影(2025年 ロイター/Lam Yik)
Jessie Pang Greg Torode
[香港 29日 ロイター] - 香港北部の高層住宅群で起きた大規模火災で、現地では29日、死亡した128人を追悼する動きが広がった。依然として150人が行方不明で、死者はさらに増える可能性がある。
今回の火災は、修繕工事のため竹の足場や防護用シートで覆われた建物に急速に燃え広がった。
香港の反汚職機関ICACは、工事請負業者の責任者3人を新たに逮捕したと発表した。火災に関連して逮捕されたのは11人となった。
警察は前日時点で約200人としていた行方不明者の数を150人に修正した。
香港政府トップの李家超( ジョン・リー)行政長官ら高官は、犠牲者を追悼するため政府庁舎前で3分間の黙とうをささげた。庁舎には半旗が掲げられ、香港各地には弔問記帳所が設置された。
一方、現場近くでは28日、一部の活動家らが政府の説明責任や独立した汚職調査などを求めるビラを配布した。関係者によると、グループのメンバーの1人が29日に警察の聴取を受けたという。
このグループが推進したオンライン請願書には29日午後までに1万人以上の署名が集まったが、その後突然終了した。
中国政府が香港に設置した治安機関、国家安全維持公署の報道官は29日、「災害を利用して香港を混乱させる」者を香港政府が厳しく処罰することを支持すると述べた。





