「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
'Shocking' Yellowstone Video Shows Child Approaching Bison
ガンダーソンによると、親子連れはバイソンに「唾がかかるほど近い距離」にいたという。英インディペンデント紙は「衝撃的」な出来事として伝え、ガンダーソンは同紙に次のようにコメントしている。
「野生生物のあんなに近くまで、しかも小さな子供を連れて近寄るなんて衝撃だった」
ガンダーソンと彼女の夫は経験豊富なハンターで、大型野生動物との安全な距離を保つことがどれほど重要かを理解している。バイソンの行動は予測不能で、いきなり突進してくることもある。
アメリカ国立公園局(NPS)のガイドラインによると、観光客はバイソンから25ヤード(23メートル)以上離れる必要がある。これに違反すれば、バイソンに襲われて命を落とす危険があるだけでなく、重い法的責任を問われる可能性もある。
今回けが人はいなかったものの、AP通信によれば、数日前にイエローストーン国立公園で団体客がバイソンに近寄り、男性が角で突かれて負傷したという。
同公園によると、ニュージャージー州から来たこの男性(30)は軽傷を負ってその場で手当てを受けた。男性の氏名や状態は公表されておらず、捜査は今も続いている。
5月にはレイク・ビレッジ(Lake Village)の近くで、フロリダ州ケープコーラル(Cape Coral)から来た男性(47)が同様に負傷した。