イランは、米国とイスラエルの攻撃への報復として2月28日夜から3月1日朝にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイやカタールの首都ドーハを攻撃した。
1日にはオマーンも攻撃。イランは湾岸地域の米軍基地を標的とするとしていたが、攻撃の対象が広がり、民間インフラに被害が出ている。
ドバイではドバイ国際空港とランドマーク的なホテル「ブルジュ・アル・アラブ」、人工島パーム・ジュメイラ島が被害を受けた。ドバイ広報局によると、ドローンを迎撃した際、その破片が住宅2棟に落下し2人が負傷した。
ドバイ国際空港については、「コンコースが軽微な損傷を受けたが、事態は迅速に収束した」とXに投稿したが、空港ターミナルの1つが損傷したとの情報がある。ジェベルアリ港からは黒い煙が上がっている。
カタール内務省は1日、迎撃したミサイルの破片が工業地帯に落下し火災が発生し、消火活動をしていると発表した。
オマーンでは1日、商業港のドゥクム港がドローン2機の攻撃を受け、作業員1人が負傷した。国営通信社が伝えた。また海上保安センターによると、パラオ船籍の石油タンカーがオマーン沖で攻撃を受け4人が負傷した。乗組員20人全員が避難したという。
攻撃はホルムズ海峡を望むムサンダム半島のハサブ港の北約5カイリの場所で起きた。攻撃の詳細は不明。
[ロイター]

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