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命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」

2026年2月19日(木)18時55分
樋口 恵子 (東京家政大学名誉教授/NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」名誉理事長*東洋経済オンラインからの転載)
「命長し、働けよ乙女」――88歳が語る「働くばあさん」への道

BongkarnGraphic -shutterstock-

<高齢期は失うものばかりではない。小さくても仕事を持てば、人とのつながり、役割、そして収入が得られる。人生100年時代を前向きに生きる知恵を紹介する>


人生後半は思いがけないことの連続。すぐに息が切れる、立ち上がるのもひと苦労、ころんで骨折......加齢現象という未知との遭遇は、前向きに老いを迎え撃つ大冒険の始まりです。

介護や認知症、老後のお金など、年とともに増えるさまざまな不安は、笑ってはねのけましょう。高齢社会の専門家・樋口恵子さんの著書『増補版 老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』から、一部抜粋・編集してお届けします。

高齢期の「4つの覚悟」

高齢期になると、4つのものを失う可能性があります。

まず「人」。配偶者などの家族がいなくなるかもしれないし、友人、知人もこの世から去っていく。家族や友人、知人が健康を損ね、会えなくなる可能性もあります。


次が「健康」。いまの高齢者は健康な人が多く、75歳まではたいして病気をしません。

でも、75を過ぎたあたりから、さまざまな病気にかかる人が増えます。認知症になる人の率も上がりますし、私みたいに足腰がヨタヘロ状態になる場合もあります。

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