コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

ソ連を脱したバルト諸国の発展を見よ

<初めて訪れたバルト諸国には旧ソ連領の面影はなく、自由と民主主義を「勝ち取った」誇りと30年間の急速な繁栄が見て取れる。ソ連崩壊をいつまでも

2022.10.26
Edge of Europe コリン・ジョイス

通貨安に動揺しなくていい理由

<強い自国通貨にプライドを持っているイギリス人は最近のポンド安をことさら嫌うが、通貨の動向に過剰反応するのはあまり合理的でない> 市場が必ず

2022.10.20
Edge of Europe コリン・ジョイス

そろそろ長期政権改め政権交代の時だが、労働党党首はあまりに退屈

<英トラス政権の支持急落のおかげで急浮上の野党・労働党。保守党の長期政権にイギリス国民はうんざりし始めているものの、野党党首のキア・スターマ

2022.10.06
Edge of Europe コリン・ジョイス

英女王死去でデンマークが残念だった理由

<英エリザベス女王の訃報で不運にも在位50年を祝うゴールデン・ジュビリーの催しが大幅に縮小されたデンマーク女王マルグレーテ2世は、実はこんな

2022.09.27
Edge of Europe コリン・ジョイス

急進的でなくてもいい、不必要に時代の波に乗らない... エリザベス女王に学ぶリーダーの資質

<英国民や世界中の人々から慕われた英エリザベス女王は、極めて長い統治期間にわたり見事な成功を収めたそのリーダーシップのスタイルにも注目する価

2022.09.22
Edge of Europe コリン・ジョイス

トラス英首相を新たな「鉄の女」とか言うのはどうなの?

<イギリスに3人目の女性首相が誕生し、もはや性別など言及する必要もなくなったが、いまだに女性の場合だけやたらとサッチャーと比較されるのはいた

2022.09.16
Edge of Europe コリン・ジョイス

スコットランドを分断する「アイルランド推しか否か」

<スコットランド人が何より意識するのはスコットランドでもイングランドでもなくアイルランド? スコットランドのグラスゴー旅行で気付いた不思議な

2022.09.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

ラシュディ襲撃事件に見る、行き過ぎた異文化尊重の危うさ

<襲撃を受けた『悪魔の詩』のサルマン・ラシュディはイギリスでは「表現の自由」の象徴だが、ラシュディ殺害のファトワ(宗教令)以降、イギリスは異

2022.08.24
Edge of Europe コリン・ジョイス

数も不明な小集団が次の英首相を決める不思議

<リズ・トラス外相とリシ・スナク前財務相で決選投票が行われるイギリス保守党の党首選はトラス優勢だが、全国民を代表しているとは言い難いわずかな

2022.08.18
Edge of Europe コリン・ジョイス

40度超え熱波のイギリスは「暑い夏」仕様にできていない

<日本の夏の暑さをさんざんイギリスで吹聴してきた僕だが、近年はイギリスも異常な暑さが続き、そのうえ日本とは違って街も人々も暑さへの耐性がまる

2022.07.28
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特集:世界が尊敬する日本の小説36
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2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

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