コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスが目を背ける移民とイスラム過激派の「不都合な真実」

<人種差別と言われかねないから誰も口にしないが、イギリスは明らかに移民の問題を抱えている> 僕の地元の英イングランド東部エセックス州で10月

2021.10.30
Edge of Europe コリン・ジョイス

コロナ予防でひどい風邪が流行し、クリスマスは9月に始まった

<ここのところ、イギリスではかつてないようなおかしなことがいろいろ起こっている。長い自粛生活で免疫低下した人々を強力な風邪が襲い、環境保護を

2021.10.21
Edge of Europe コリン・ジョイス

サッカー界は「言論の自由」を抑圧する国に手を貸している

<体制批判で言論の自由を守り続けたジャーナリストのノーベル平和賞がニュースになるのと同時に、ジャーナリスト殺害で悪名高きサウジアラビアによる

2021.10.12
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスでコロナ禍がむしばんだもの

<世界に誇るイギリスの寛大なODAや労働者保護、医療システムなどが、パンデミックのせいで損なわれている> 新型コロナウイルスは数々の形で世界

2021.10.05
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリス人から見た日本のプリンセスの「追放劇」

<英王室で起こった過去の「ふさわしくない結婚」と同じく眞子内親王も皇室を追われ、亡命のように国を出るようだが、王室(皇室)由来の資金援助を受

2021.09.28
Edge of Europe コリン・ジョイス

7年前にソーラーパネル設置を断念した僕の後悔

<イギリス政府が太っ腹な補助金を出していた7年前に、損得を綿密に勘定してソーラーパネルを諦めたが、低金利と電気代高騰とコロナ禍のいま思う「や

2021.09.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスで「リワイルディング(再野生化)」が支持される理由

<イギリスから姿を消した野生動物を数世紀ぶりに復興し、庭の芝生はあまり整え過ぎず――より自然に近い状態を目指す考え方が、注目を集めだした>

2021.09.07
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスで拡大する「持ち家」階級格差

<ここ20年以上、イギリスの住宅価格は信じられないほどに上がり続け、新たに家を購入するのは日々難しくなっている。単なる経済格差だけではなく世

2021.08.31
Edge of Europe コリン・ジョイス

コロナ規制に耐えたイギリス国民がキレた閣僚不倫騒動

<さんざん国民にステイホームや社会的距離を呼びかけてきた英保健相の熱烈不倫動画で、イギリス人の怒りは頂点に> イングランドでは7月、社会的距

2021.08.21
Edge of Europe コリン・ジョイス

リナ・サワヤマ、イギリスを熱狂させる2つの才能、2つのルーツ【世界が尊敬する日本人】

<新潟県で生まれ、ロンドンで育った新世代のシンガーソングライター。世界中に熱狂的なファンを獲得し、エルトン・ジョンも称賛する。この夏には「イ

2021.08.03
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 6
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 7
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 8
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 9
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 10
    目を「飛ばす特技」でギネス世界記録に...ウルグアイ…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中