コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

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一周回って当然の結果に終わったブレグジット

<4年半もの年月を費やしたイギリスのEU離脱は、パーフェクトな離婚とは言えないまでも実行可能な合意に落ち着いた> ブレグジット(イギリスのE

2021.01.11
Edge of Europe コリン・ジョイス

英サッカー選手のBLM膝つき行動は「自己表現」でも「勇気ある行為」でもない

<全ての選手がBLMに賛同し、深刻な問題と捉えているとは考えにくいだけに、プレミアリーグで膝つき行動が「異論なく」一様に行われていることに違

2021.01.07
Edge of Europe コリン・ジョイス

最新式テクノロジーほど壊れやすいという皮肉

<旧式のマシンは最先端のものに取り換えたほうがいい? 身の回りの機器を見てみると、最新技術を詰め込んだハイテクのものほど頼りなくて使い勝手が

2020.12.28
Edge of Europe コリン・ジョイス

「クリスマスなし」の衝撃から立ち直れないイギリス

<この日を励みにこれまで厳しいロックダウンに耐えてきたのに、コロナ変異種の拡大と政府の後手後手の対応のせいで、もう家族の集まりも移動すること

2020.12.24
Edge of Europe コリン・ジョイス

世界初コロナワクチン接種イギリスの第1号女性に、イギリス人の本音は

<第1号は「工業都市に住む90歳の女性」だった。イギリスでは今、副作用の懸念や効果の度合いより、人々の関心はひたすら「優先順位」と「自分はい

2020.12.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

コロナ禍ではまった「未来予測ゲーム」

<在宅ワークで水不足が進む? 住宅市場は崩壊? 経済苦の人は多くない? 知恵をしぼって具体的な大胆予測をしてみると、コロナ禍のカオスにも何ら

2020.12.09
Edge of Europe コリン・ジョイス

感染拡大のリスクを冒してまで東京五輪を開催する価値はあるのか?

<五輪開催の安全性の判断は困難。明らかな感染リスクを考慮せず、回収不能なサンクコスト(埋没費用)ばかりに目を向けてはいないか> ちょうど今、

2020.12.03
Edge of Europe コリン・ジョイス

米大統領選でつくづく味わう「うちの国はまだマシ」感

<国家元首は長子相続で決まり、選挙もブレグジットもゴタゴタ続きのイギリス。政治制度に難点は多々あれど、アメリカを見ているとわがイギリスの民主

2020.11.10
Edge of Europe コリン・ジョイス

コロナ禍で聖域化に拍車がかかる英医療制度NHSにもの申す

<あらゆる国営企業の民営化を図ったサッチャー政権でさえ手を付けなかったNHS。その超越ぶりはコロナでさらに際立っている> 僕の住む町の周囲に

2020.11.07
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリス分断を際立たせるコロナ第2波、当初の結束はどこへ?

<コロナ第2波に襲われるイギリスは、規制強化と緩和、度重なるルール変更で大混乱。貧しい地域は感染者増で規制が強化されますます困窮し、富める地

2020.10.23
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
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2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

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