コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

英総選挙は予測不能......ブレグジット賛否でねじれにねじれたイギリス世論

<ブレグジットはイギリスという国を分断しただけでなく、主要政党間の境界も切り裂いてしまった> アメリカ人作家ジョセフ・ヘラーは恐らく、不条理

2019.12.10
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスで「学生のような(質素な)生活」は、もはや死語?

<学費や生活費で莫大な借金を背負って卒業するイギリスの大学生が、学費無料だった昔の学生よりも贅沢や浪費で借金を膨らませている> 僕は気に入っ

2019.12.03
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスに汚点を残した「ウィンドラッシュ」問題

<第2次大戦後の労働力不足を補うためイギリスがかつて招き入れ、何十年もこの国に貢献してきたカリブ海諸国からの移民を、手のひら返しで冷遇した英

2019.11.22
Edge of Europe コリン・ジョイス

移民に本当に寛容なのはイギリスかドイツか

<イギリスでトラックのコンテナから39人の遺体がみつかった事件は世界を震撼させた。移民が命懸けで不法入国する必要がないよう受け入れを拡大せよ

2019.11.13
Edge of Europe コリン・ジョイス

ラグビーW杯の日本躍進は奇跡でも偶然でもない

<イギリス人なのにラグビー嫌いの筆者をラグビー好きに変えたのは4年前の日本戦だが、今回の日本大会はラグビーそのものを変え、世界の目を日本に向

2019.11.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

ブレグジットはなぜここまでこじれたのか? 「典型的な離脱支持者たち」はこう考える

<民意のままに進められると期待されたEU離脱は何の進展もないまま3年が経過したが、今となっては国民投票の正当性を疑ったり司法の力を使って離脱

2019.10.16
Edge of Europe コリン・ジョイス

消費増税が痛い今こそ見直したい、不合理で結局は損な消費行動

<10ポンドを2人で分けるなら? 6000円で買ったチケットが余ったら? 行動経済学で見た人間の行動はかくも合理的とは程遠い> 記者をしてい

2019.10.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

東京五輪の前に、ロンドン五輪の結果が待ち遠しい

<ドーピングで132人が失格処分となり、メダル剥奪の選手が続出していまだに勝者が決まっていない競技もある2012年のロンドンオリンピック。五

2019.09.19
Edge of Europe コリン・ジョイス

英高級住宅地で繰り広げられる、移民と異文化と犯罪と混乱の大カーニバル

<今では最富裕層が住む地域になったノッティングヒルで、1960年代から続くカリブ系移民のカーニバルは、大盛況で活気に満ちているが毎年トラブル

2019.09.05
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスの薬物汚染を加速させる「カウンティ・ラインズ」の暗すぎる実態

<地方の町で起こった殺人事件からあぶり出されたのは、ティーンエージャーを調教してドラッグの越境運び屋に仕立て上げるギャングの汚いやり方> こ

2019.08.03
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 2
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 3
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 4
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 5
    目を「飛ばす特技」でギネス世界記録に...ウルグアイ…
  • 6
    宇宙からしか見えない日食、NASAの観測衛星が撮影に…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    金を爆買いする中国のアメリカ離れ
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中