孫正義「最後の賭け」──5000億ドルAI投資に託す復活のシナリオとは?
MASAYOSHI SON

ILLUSTRATION BY KYOJI ISHIKAWA FOR NEWSWEEK JAPAN
<転んでも立ち上がる。七転び八起きの投資家が狙う「次」。鍵を握るのは、AIインフラ構想「スターゲート」と、盟友アルトマンとの再タッグ。その先にあるのは...>
文字どおり鳴り物入りで始まったトランプ第2期政権。1月20日の就任式に(当時は有頂天だった)イーロン・マスクだけでなく、アップルのCEO(最高経営責任者)やアマゾンの創業者といったシリコンバレーの「リベラル系」大物まで出席していたのは、正直意外でもあった。
翌21日にも、意外な人物がホワイトハウスでトランプの「祝福」を受けた。日本のベンチャー投資家・孫正義だ。孫の率いるソフトバンクグループはこの日、米オープンAIやソフトウエア大手オラクルなどと組んで米国内に最先端のAIインフラを構築する「スターゲート」プロジェクトを発表し、総額5000億ドルもの投資を約束した。
オラクルのラリー・エリソン会長、オープンAIのサム・アルトマンCEOを従えて演壇に立った孫が、全米各地にデータセンターや研究施設のネットワークを構築するとぶち上げると、トランプは「わが友マサ」に惜しみない称賛を送ったものだ。
さらに孫は3月31日、オープンAIに対する最大400億ドルの追加投資を発表。日本で合弁事業を立ち上げ、日本市場向けのAI開発と販売を行うことでも合意している。
トランプ復権のタイミングに合わせて再び脚光を浴びた孫正義だが、これほど浮き沈みの激しい投資家はめったにいない。2022年には自ら率いる「ビジョン・ファンド」が5兆円を超える巨額損失を計上し、一時は破綻寸前にまで追い込まれている。
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