最新記事
セレブ

「詐欺だ」「環境への配慮に欠ける」メーガン妃ブランドの「自宅キッチン発」ジャム、製造場所をめぐって物議

2025年7月4日(金)16時15分
千歳香奈子
メーガン妃

メーガン妃(2023年11月、ロサンゼルス) Shutterstock

<「自宅のキッチンで作ったレシピにインスパイアされた」というラズベリージャムが、3000キロ以上離れたイリノイ州の工場で製造されていることについて批判の声が。一方で、「自宅で作れるわけない」「分かりきっていたこと」と擁護する声も>

メーガン妃のライフスタイルブランド「As Ever」の「自宅のキッチンで作ったレシピにインスパイアされた」というラズベリースプレッド(ジャム)が、遠く離れた中西部の工場で製造されていることが明らかになり、賛否を呼んでいる。

【動画】自宅キッチンで「ノリノリ」で踊りながらジャムを作るメーガン妃

4月に第1弾の商品としてラズベリースプレッドやクレープミックス、3種類のハーブティーなどを発売した妃は、自身のインスタグラムで自宅キッチンでジャムを作る様子を公開して宣伝していた。

商品はいずれも発売開始直後に売り切れる大盛況となり、6月には第2弾として看板商品のラズベリースプレッドに加えて新商品としてアプリコットスプレッドもお目見えし、こちらも販売開始から1時間経たずに完売した。

これまで製造元は明らかにされていなかったが、このほど英デイリー・メール紙が北カリフォルニアに本拠地を置くお茶ブランド「The Republic of Tea(ザ・リパブリック・オブ・ティー)」が製造していると報じた。

1992年に創業した同社は、メーガン妃が家族と暮らすカリフォルニア州モンテシートの自宅から550キロ以上北に位置しているだけでなく、実際に製造しているのはおよそ3300キロも離れたイリノイ州の工場だと伝えている。

「妃が自宅で作っているレシピを基に量産可能なバージョンの開発に取り組んだ」と関係者は語っているが、ネットには「モンテシートの緑豊かな庭園で採れた新鮮なラズベリーから作られたものではなく、工場で高級化されたものだった」「遠く離れた工場で製造して空輸するのは環境への配慮に欠ける」「製造元からジャムを購入し、自分のブランドのラベル貼って3倍の価格で販売している。ジャムは彼女と同じように詐欺だ」などの批判が寄せられている。

対談
為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 セカンドキャリアの前に「考えるべき」こととは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、EU産ブランデーに関税 価格設定で合意した企

ビジネス

TSMC、米投資計画は既存計画に影響与えずと表明 

ワールド

OPECプラス有志国が5日に会合、日量41.1万バ

ワールド

トランプ氏の発言注視とロシア報道官、電話会談「失望
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 6
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 7
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    「コメ4200円」は下がるのか? 小泉農水相への農政ト…
  • 10
    1000万人以上が医療保険を失う...トランプの「大きく…
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 5
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 6
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 7
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 8
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 9
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 10
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中