コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

住宅問題のせいでイギリスの階級的分断が再び拡大する

<イギリスの住宅価格が高騰し続け、もはや平均的な労働者が家を買うことが不可能になった今、相手の経済状況や住宅事情を気にせず階級を超えて結婚す

2023.08.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

「白人で男性」イギリス建築界で活躍する日本人女性、大杉薫里の作品にのぞく和の精神

<環境を重視し、水の流れを考慮し、空間の意味を考える――英大手建築事務所でディレクターを務める大杉薫里は、手掛けたプロジェクトもその人柄も興

2023.08.11
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリス住宅バブルははじける寸前、か

<長年の低金利政策のもと上昇し続けたイギリスの住宅市場に崩壊の兆し。家を持ちたくても持てなかった世代は、大暴落を夢見ているかもしれないが..

2023.07.27
Edge of Europe コリン・ジョイス

歴史あるイギリスらしい素敵な街なのに、地味で田舎で自虐的......ノリッジ旅行はいかが?

<毎年訪れているイギリス東部ノーフォーク州ノリッジ。イメージ的にはパッとしないがなかなか味わい深いこの都市をお勧めしたいわけ> 年に数回、僕

2023.07.19
Edge of Europe コリン・ジョイス

厳しすぎるコロナ対策から一転、全てがなかったことに...イギリス、極端すぎない?

<英政府のコロナ対策を「反省」する調査が行われているが、もはや医師や看護師までみんなノーマスク> イギリスでは今まさに、これまでの英政府の新

2023.07.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

洗わないのがクールに イギリスで流行しだした「no wash」「low wash」

<環境考慮か、コロナで働き方が変化したせいか、服を「洗わない・あまり洗わない」ことが突如トレンドになったが、僕はずっと前から実践している>

2023.07.06
Edge of Europe コリン・ジョイス

政界を追われたジョンソンの道徳的寓話

<コロナ下の「パーティーゲート」に関わる虚偽答弁疑惑をめぐり、調査報告書が公表される直前に議員辞職したボリス・ジョンソン元英首相は、実績はと

2023.06.22
Edge of Europe コリン・ジョイス

いつも、どこでも、何度でも見かける... 僕を悩ますイギリス路上の輪ゴム問題

<なぜかイギリスでいつも歩道に落ちている輪ゴム。拾い始めるとあっという間に大量にたまってしまった> これが「ブログで書くほどの」ネタか定かで

2023.06.21
Edge of Europe コリン・ジョイス

日本では不要な「警察を呼ぶ限界点の見極め」が必要なイギリス

<「これは通報しなければ」というタイミングは、日本では明らかなのにイングランドでは一筋縄ではいかない> イングランドと日本には「明らかな」違

2023.06.08
Edge of Europe コリン・ジョイス

「王らしくない」「疲れて見える」...そんなチャールズ新国王のパイオニアな一面

<新国王について今のところイギリス人が語る言葉はパッとしないが、実は賞賛すべき側面もこんなにある> わが新国王について、イギリスの人々が(君

2023.05.25
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

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