最新記事
SNS

アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗」...意図的? 現場写真が「賢い」と話題に

Hysterics at Ants' Reaction To Poison Trap Set for Them: 'Mocking You'

2025年7月5日(土)20時27分
メリッサ・フルール・アフシャー
アリ駆除用の毒餌にアリが思わぬ反抗

写真はイメージです terrysagan/Pixabay

<自宅の床に毒餌剤の箱を仕掛けたところ、アリが「バリケード」を設置して抵抗している様子が写真に収められて話題に。専門家は毒の遅効性との関連を指摘する>

アリ用の殺虫剤を設置したところ、アリが思いもよらない方法で「抵抗」する写真が投稿され、話題になっている。ユーザー名@blackstone46がオンライン掲示板「レディット」に投稿した画像には、部屋の床に置かれた毒餌剤の箱が写っている。その周りには複数のアリの死骸とともに、アリが作ったと見られる「バリケード」が築かれている。

■【写真】仕掛けた「毒餌」に、アリが予想外の行動...思いもよらぬ光景に、「賢い」「からかってる」とネットで話題

投稿者は「アリたちが床のゴミをすべて集め、毒餌の周りに積み上げた」と書いた。この投稿には「いいね」が2万1000件以上集まり、コメント欄ではアリのこの行動について、ユーザーたちがユーモアに富んだ解釈を繰り広げている。

アリが本能的に行動しているのか、混乱しているのか、それとも反抗しているのか、ユーザーたちは議論を交わした。

「アリたちはあなたをからかっている」というコメントには、「いいね」が1万件以上集まった。毒餌の周りに、アリがゴミやほこりを積み上げて「バリケード」を築いたように見えるこの状況について、同様のコメントが投稿されている。

ユーザーたちはこのアリの行動に頭を悩ませたが、専門家によると、説明がつかないわけでないようだ。認定害虫駆除専門家で昆虫学者のクリス・バグナラは、アリの毒餌は意図的にゆっくりと効くように作られていると説明する。

先端医療
手軽な早期発見を「常識」に──バイオベンチャーが10年越しで挑み続ける、がん検査革命とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウクライナ、ロシアに来週の和平協議開催を提案=ゼレ

ワールド

ウクライナ、米国からのドローン投資と大量購入協議=

ワールド

シリア南部で衝突激化、暫定政府は停戦実施に苦慮

ワールド

参院選きょう投開票、与党の過半数維持なるか 関税交
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人口学者...経済への影響は「制裁よりも深刻」
  • 2
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞の遺伝子に火を点ける「プルアップ」とは何か?
  • 3
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 4
    約558億円で「過去の自分」を取り戻す...テイラー・…
  • 5
    父の急死後、「日本最年少」の上場企業社長に...サン…
  • 6
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失…
  • 7
    日本では「戦争が終わって80年」...来日して35年目の…
  • 8
    【クイズ】世界で1番売れている「日本の漫画」はどれ…
  • 9
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウ…
  • 10
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 4
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 7
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウ…
  • 10
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 6
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 7
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中