コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画って必要なの?

<日本のリニア計画であれイギリスの高速鉄道HS2であれ、政府や大企業は反対派を蹴散らして高額な大プロジェクトを推し進めがちだが、冷静に必要性

2024.04.17
Edge of Europe コリン・ジョイス

英キャサリン妃の癌公表で「妬み」も感じてしまった理由

<衝撃的なニュースだし同情の気持ちが強いが、王室メンバーが早期発見、最高の治療を受けるなか、イギリス中の人々は大混乱の医療システムで何カ月も

2024.03.28
Edge of Europe コリン・ジョイス

死に体政権は悪あがき政策に走る

<デモ参加者のマスク着用禁止、店員への暴力は新たな犯罪に制定......次の選挙で政権を失いそうな英保守党が、見当違いな政策を実現しようと必

2024.03.13
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスはすっかり「刃物社会」になった......あまりに多発するナイフでの死傷事件

<主要紙が特集を組むほど、ロンドンをはじめとしたイギリス各地で刃物犯罪が蔓延している> 先日、疲れたうえに腹ペコで家にたどり着こうとしたとこ

2024.03.09
Edge of Europe コリン・ジョイス

むしろアイルランド共和国側が統合を拒否する日......日本人の知らない北アイルランドの真実(その2)

<保守的で貧しい遅れた国から経済強国へと、ここ数十年で大きく変化したアイルランド共和国には、今さら北アイルランドを統合するメリットはないかも

2024.03.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスは北アイルランドに特に未練なし......日本人の知らない北アイルランドの真実

<規模が小さいわりにトラブルだらけの場所だったイギリスの北アイルランドは、ここ数十年で大きく変化し、イギリス本土の意識も変わった> 僕は先日

2024.02.27
Edge of Europe コリン・ジョイス

テロと対立は昔の話? 北アイルランドの薄れゆく分断

<イギリスの北アイルランドに史上初めて、アイルランド共和国との統合を望む「ナショナリスト」政権が誕生。人口でもカトリックがプロテスタントを逆

2024.02.17
Edge of Europe コリン・ジョイス

郵便局事件だけじゃない、知られざるイギリスの冤罪、誤審

<画一的な判断のせいで無実の力なき庶民たちが苦しめられる――過去にも理不尽な誤審はこんなにあった> イギリスの郵便局スキャンダルで、単に単独

2024.01.27
Edge of Europe コリン・ジョイス

あまりに理不尽な冤罪事件...イギリス「郵便局スキャンダル」に怒り再燃

<富士通の会計システムの不具合のせいでイギリスの700人以上の郵便局長が横領の罪を着せられた事件は、ドキュメンタリードラマが放映されたことで

2024.01.17
Edge of Europe コリン・ジョイス

デート中に危険な雰囲気...イギリスのパブで「アンジェラ」を呼ぶと起こること

<より広く知られてほしいと思うこの制度のお世話になるのは、女性ばかりではない> しばらく前に、僕は「Help」の手話を覚えた。親指を内側にし

2023.12.22
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 2
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 3
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリーズが直面した「思いがけない批判」とは?
  • 4
    【外国人材戦略】入国者の3分の2に帰国してもらい、…
  • 5
    「信じられない...」何年間もネグレクトされ、「異様…
  • 6
    週に一度のブリッジで腰痛を回避できる...椎間板を蘇…
  • 7
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 8
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 9
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 10
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中