コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカ「児童労働」議論の背景にある深刻な人手不足

<まるで開拓時代のような共和党の「自己責任論」と、教育の権利を侵害する規制緩和は認めないとする民主党のせめぎ合い> 昨年以来、アメリカの各州

2023.06.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

維新が全国政党になるためのカギは地方政策

<地方の視点で改革を打ち出せるか、実行可能な政策を示せるか> 4月の統一地方選で予想をはるかに超える善戦をした維新の会は、この後、もしかした

2023.06.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプを「右から叩く」デサンティスの戦術に活路はあるのか?

<共和党候補のうち支持率で断トツトップのトランプに対抗するため、デサンティスはさらに保守的な姿勢を打ち出している> フロリダ州のロン・デサン

2023.05.31
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの報道はバイデンの原爆資料館訪問をスルー扱い

<来年の大統領選を控えて、バイデンはできるだけ批判材料を見せたくない> G7広島サミットにおいて、各国首脳は合同で慰霊碑への献花を行い、また

2023.05.24
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広島サミットを迎える日本政府とメディアの「勘違い」には注意が必要

<米大統領の被爆地訪問には、米保守派から批判が出ることも想定しておくべき> 広島G7サミットが近づいてきました。岸田首相にとっては、自分が首

2023.05.17
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日本の「玉突き留学」政策の何が問題か?

<外国人留学生招致の一部を国内学生の奨学金給付に回すほうが、日本経済へのコスパは高いのでは> 岸田首相が議長を務める政府の「教育未来創造会議

2023.05.10
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再選へ向けてバイデン出馬、その多難な前途

<高齢批判に共和党の若手台頭、足元の民主党からは相棒ハリスへの疑問符が> ジョー・バイデン米大統領が、2024年の大統領選に出馬して再選を目

2023.04.26
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岸田首相夫人の単独訪米、その後に求めたい2つのこと

<準公人として外交を担ったのだから、その成果を国民に説明する必要がある> 岸田文雄首相の裕子夫人が、アメリカのジル・バイデン大統領夫人の招待

2023.04.19
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日本の大学はChatGPTを「禁止」している場合ではない

<各大学の「ネガティブ」な反応は、まるで黒船を恐れる幕末の日本のよう> アメリカのベンチャー企業、OpenAIが2022年11月30日に公開

2023.04.12
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トランプ起訴騒動と、政治の時間感覚

<裁判の進行とともに、トランプは「過去の人」になっていくかもしれない> 現職のアメリカ大統領は刑事責任を問われないので、逮捕されることはあり

2023.04.05
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

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