コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

迷惑系外国人インフルエンサー、その根底にある見過ごせない人種差別

<迷惑動画もその切り取り動画も、関心は周囲の無反応な日本人に向いている> 外国人インフルエンサーによる日本での迷惑行為が話題になっています。

2025.04.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

グーグルへの公取「排除命令」は、日本のデジタル赤字対策になるか?

<日本資本のデジタルプラットフォームが成立しない理由はいくつかある> 日本の公正取引委員会は4月15日に、グーグルに対し、スマホに「クローム

2025.04.16
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トランプ関税が抱える2つの謎......目的もターゲットも不明確

<米世論も市場も、支持層向けの「ドラマ演出」であることは分かっている> 今回の「トランプ関税」ですが、4月2日水曜に発表されて以来、株式市場

2025.04.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

博士課程の奨学金受給者の約4割が留学生、問題は日本社会の側にある

<問題の本質は、日本人の学生が人文系の博士課程に行かなくなったこと> 東京大学などで大学院博士課程に占める、中国など留学生の比率が問題になっ

2025.04.02
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内紛続く米民主党、震源地はニューヨーク

<党内左派と穏健派が予算審議で対立、秋のニューヨーク市長選では現職と前州知事が対決?> 5月初旬には第2次トランプ政権が発足100日を迎えま

2025.03.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプが南米ギャング団幹部を国外追放、司法との対決に直面

<国外追放を無効にした判事を罷免しようとする政権を最高裁長官が厳しく批判> 1月に第2次トランプ政権が発足すると、米移民関税執行局(ICE)

2025.03.19
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株価下落、政権幹部不和......いきなり吹き始めたトランプへの逆風

<物価高の中の不況「スタグフレーション」という悪夢を市場はおそれ始めている> 就任以来のトランプ政権は、政府組織の急速なリストラに加えて、軍

2025.03.12
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施政方針演説で気を吐くトランプに、反転攻勢の契機がつかめない米民主党

<印象的だったのは極論に満ちたトランプの演説より、野党民主党の低調ぶり> 現地時間の3月4日(火)夜、トランプ米大統領は連邦の上下両院議会で

2025.03.06
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令和コメ騒動、日本の家庭で日本米が食べられなくなる?

<アメリカで販売されている日本産短粒米の価格は、日本のように高騰していない> 昨年の晩夏から、日本では急速にコメ不足が問題になってきています

2025.02.26
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ニューヨーク市長をめぐる裏切りのドラマがリアルタイムで進行中

<不法移民摘発でトランプと悪魔のディールを結んだアダムス市長に民主党が激怒> ニューヨークの民主党に激震が走っています。こともあろうに民主党

2025.02.19
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

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