コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で勝負すればいい

<国際法務のリーガル・マインドとは、法律を手段として使い自らの利害を守る知的なゲーム> 日本製鉄によるUSスチールの買収案件は、バイデン大統

2025.01.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本企業の国内軽視が招いた1人当たりGDPの凋落

<海外生産への転換や現地法人の買収を進めて国内の産業が空洞化すれば、日本のGDPが損なわれることは分かっていた> 内閣府が12月23日に発表

2024.12.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日産とホンダの経営統合と日本経済の空洞化を考える

<製造工程だけでなく、研究開発、管理部門も日本国外に流出してしまうのであれば、日本発の3社が経営統合してもGDPには寄与しない> まだ確定で

2024.12.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

医療保険CEO銃殺事件が映すアメリカの現在

<保険金支払いを「渋りがち」な大企業トップへの凶行に、ネット上では賛美の声まで上がっている> 今月4日早朝、ニューヨーク市内で医療保険大手ユ

2024.12.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

二期目のトランプと「現実世界」を繋ぐのは誰か?

<バンス副大統領や、一旦は距離を置いた長女イヴァンカ夫妻が共和党議員団とのパイプ役となる可能性も> 2017年からの第一次トランプ政権は、比

2024.12.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本とアメリカの現状否定票、その共通点と相違点

<アメリカではまだ二大政党制が機能しているが、日本の現状への不満はあらゆる既成政党、メディアにまで向けられている> 日本では兵庫県知事選で、

2024.11.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

環境活動家のロバート・ケネディJr.は本当にマックを食べたのか?

<食品についても徹底した思想を持ち、ファストフードは「毒」という発言もしていたが......> ドナルド・トランプ次期大統領は、プロレスのイ

2024.11.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカのZ世代はなぜトランプ支持に流れたのか

<生活費、授業料が高騰する中で、学費ローンを抱える学生などに将来不安が拡大している> 21世紀になって成人したミレニアル世代をはじめ、さらに

2024.11.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

第二次トランプ政権はどこへ向かうのか?

<実業家のマスクや実務家のバンスといった天才級の頭脳を周囲に置いた二期目は、現実的な保守路線へと帰結するのでは> 米大統領選の結果が判明しま

2024.11.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の安倍政権と同様に、トランプを支えるのは生活に余裕がある「保守浮動票」

<左派を叩くことには興味があるが、生活や雇用には切迫感を持っていない> 10月27日に行われた日本の衆議院選挙は、低投票率でありながら自民党

2024.10.30
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「今年注目の旅行先」、1位は米ビッグスカイ
  • 3
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った「意外な姿」に大きな注目、なぜこんな格好を?
  • 4
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつか…
  • 5
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 6
    筋肉はなぜ「伸ばしながら鍛える」のか?...「関節ト…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に…
  • 10
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 7
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 10
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中