最新記事
性生活

「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア

2025年8月1日(金)18時00分
和田秀樹(精神科医)*PRESIDENT Onlineからの転載
「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア

Andrii Zastrozhnov -shutterstock-

<年を重ねても、性は「生きる力」だ。医師の和田秀樹氏は、「マスターベーションは恥ずべき行為ではなく、心身の健康を保つ鍵であり、高齢者の生きがいや介護予防にもなる」と語る>

熟年が心身ともに健康に過ごすには何をすればいいか。医師の和田秀樹さんは「射精しすぎると頭が悪くなる、禿げやすくなるというのは全くのデマである。

マスターベーションはEDの予防や前立腺がんのリスク減少につながるだけでなく、生きることの喜びや安心感にもつながる。要介護高齢者を減らすという点では、国を救うことにもなる」という――。

※本稿は、和田秀樹『熟年からの性』(アートデイズ)の一部を再編集したものです。

マスターベーションは心身にとって「いいことだらけ」

年をとってくると性的な能力も弱くなって、うまく女性と合わせることができなくなってきますから、射精さえすれば私はマスターベーションでもいいと思っています。

マスターベーションをすることで筋肉低下も防げ、男性ホルモン(テストステロン)も増えて元気になり、社交性も高まって人付き合いもよくなり、意欲的になるなど「いいことだらけ」です。


マスターベーションというのは、要介護高齢者を減らすという点では、大袈裟にいえば、国を救うことにもなると私は思っています。

70年をすぎた患者の方から、「まだマスターベーションが止められない。自分は病気ではないか」といった質問を受けたことがあります。

「病気なんて、とんでもない。いたって健康です」と、お答えしました。

性的能力が保たれるためにはマスターベーションは非常に大事なものですから、年をとってマスターベーションがまだできるということを、もっと喜んでいいと思います。

「性的に若い=実際に若い」ということですから、むしろ高齢者にはおすすめしたい行為と思っています。

マスターベーションを恥ずかしがることはありません。

ただ、70歳とか80歳の高齢者が「俺はまだセックスができるんだ」と自慢しても、「俺はまだマスターベーションをしてるんだ」とは、なかなか言わないものです。やはりマスターベーションなるものが恥ずかしいものだという意識があるからでしょう。

日本も特にマチズモ(男性優位主義)というもののなかで、ある時期まで男が強かった時代は、女にいかにもてるかということが男たる者の値打ちのように思われていて、例えば「千人斬り」とかが自慢になっていました。そんな時代には、マスターベーションをしている奴はダメな奴、女にもてない奴という考えもあったかと思います。

まちづくり
川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に──「世界に類を見ない」アリーナシティプロジェクトの魅力
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏「NATO大半が対イラン作戦に不参加」、

ワールド

イラン交戦で新たに4500万人が飢餓の恐れ、WFP

ワールド

仏、敵対行為中は不参加 ホルムズ海峡護衛任務=大統

ワールド

ロシア、キューバへの「揺るぎない連帯」表明 内政干
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 5
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 6
    「目のやり場に困る...」グウィネス・パルトロウの「…
  • 7
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    生徒がいない間に...中学教師、教室でしていた「気持…
  • 10
    戦争反対から一変...湾岸諸国が望む「イランの脅威」…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 8
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中