コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

米社会の移民「ペット食い」デマ拡散と、分断のメカニズム

<全くのデタラメであることは問題ではなく、暴言によって移民への敵意を明確にして「敵か味方か」の峻別を図っている> オハイオ州スプリングフィー

2024.10.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

サプライズはゼロだった米副大統領候補の討論会

<予想されていたような罵倒合戦も、選挙をひっくり返すようなとんでもない暴露もなかった> 9月10日に行われたトランプ氏対ハリス氏のテレビ討論

2024.10.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

解雇規制緩和はジョブ型雇用とセットでなくては機能しない

<仕事を標準化すること、高度な業務のスキル教育を実現することが条件となる> 解雇規制緩和の議論が始まっています。この議論ですが、本来であれば

2024.09.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

米大統領選を左右するかもしれない「ハリスの大笑い」

<トランプ陣営は笑顔を絶やさないハリスを「カリスマ性がない」と批判するが......> カマラ・ハリス副大統領は、現職のバイデン大統領が今回

2024.09.18
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トランプ対ハリスのテレビ討論は事実上、引き分け

<アメリカの多くのメディアがハリス優勢だったと報じているが......> 米東部時間の9月10日(火)午後9時から行われた大統領選のテレビ討

2024.09.12
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原発問題への変節、河野氏と立憲民主党を比較する

<下野した後、原発ゼロに大きく振れた立民党にくらべて、河野氏は徐々に容認へと傾いたように見えるが> 河野太郎氏の原発問題に対する姿勢は、まず

2024.09.05
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「セクシー発言」など問題ではない、小泉進次郎が農業改革に失敗した過去をどう評価するか

<農林中金改革や補助金漬け農業からの転換を主張したが、結局は実現できなかった> 今回の自民党総裁選では小泉進次郎氏の動向が話題になっています

2024.08.28
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セブン買収提案と、日本経済の今後

<急激な円安によって外国企業による日本企業の買収は容易になっている> コンビニチェーンの「セブンイレブン」と総合スーパー「イトーヨーカドー」

2024.08.21
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ハリスが抱える深刻なイメージギャップ「中身は中道、イメージは左派」

<このギャップを放置したままでは選挙戦は難しくなるし、当選しても政権運営は難航する> バイデン米大統領は7月21日に大統領選への出馬断念を表

2024.08.14
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アメリカで加速するAIの実用化、日本の進むべき道は?

<米大手ITはいずれもAI搭載モデルを主力商品として売り込んでいる> パリ五輪が開会し、連日熱戦が繰り広げられています。アメリカの場合は、例

2024.07.31
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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