コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

岸田政権の「国家安全保障戦略」に足りないもの

<万が一、アメリカが本格的な孤立主義を選択して米軍の東アジアでの存在が縮小された場合への備えがない> 昨年、2022年末に岸田内閣が閣議決定

2023.03.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

チャットGPTは、アメリカ社会をどう変えるか?

<英語で使用する限りでは、文章の作成・添削の能力は実用レベルに達している> 2022年11月30日に、サンフランシスコに本拠を置くベンチャー

2023.03.01
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動き出した2024年米大統領選、現時点での情勢は?

<世代交代が進む共和党に対して、高齢のバイデンが民主党のリスク要因に> 昨年11月に中間選挙が終わった時点では、アメリカの政局は一種の膠着状

2023.02.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

岸田少年はどのように「ニューヨークで差別された」のか?

<被差別体験が政治家を志す原点だとしても、日米同盟強化を打ち出すのならその屈折を引きずるべきではない> 岸田首相は、自身の「(同性婚を認める

2023.02.15
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バイデンが一般教書演説で見せた、「超党派志向」と再選への野心

<超党派の融和を打ち出したバイデンの演説は成功と言えるが、これによって大統領選に向けた民主党の党内情勢はますます混迷を深めることに> バイデ

2023.02.09
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出張では「業務」以外の活動はいけないのか?

<海外出張では、時間を有効に使ってリアルな現地情報を収集するべきだが......> 岸田首相の長男、岸田翔太郎秘書官が、首相の出張に同行した

2023.02.01
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経歴詐称のサントス議員を辞めさせられない共和党

<与野党が拮抗する下院で、共和党は「1議席」も失いたくない> 今月、初登院した連邦下院の新人、ジョージ・サントス議員(共和党、ニューヨーク3

2023.01.25
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バイデン機密文書問題をめぐる民主党の不気味な沈黙

<問題は2024年大統領選への出馬方針にかかわるだけに、バイデンは「だんまり」を決め込んでいる> 岸田首相が西側歴訪外交の最後に、ワシントン

2023.01.18
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新旧交替ではなく追加で成長してきた日本社会

<21世紀の現在でも、古いものに新しいものを足す、という方法論は日本社会のいたるところで見られる> 戦後を代表する知識人だった加藤周一氏は、

2023.01.11
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アメリカの警察の苦悩と、飯能市の事件の共通点

<警察が刑事事件に対処するだけでは、コミュニティーの安全を守ることはできない> 2022年12月末、クリスマスの日に埼玉県飯能市で起きた一家

2023.01.04
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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