コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

1つの組織に専属しない、アメリカの部活動から日本が最も学ぶべきこと

<日本の部活の最大の問題は、閉鎖的な集団に強く帰属させるその「価値観」> 日本の中高の部活動においては、顧問となる教員の超過労働が問題になっ

2022.06.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「健康危機管理庁」構想、役所を作れば改善するのか?

<日本の感染対策の問題点は、指揮命令系統などの組織ではなく、法律と制度にある> 新型コロナウイルス感染拡大に関しては、オミクロン株による拡大

2022.06.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

バイデン失言、その真意を真面目に考える必要はあるか?

<アメリカのインフレが今後も続けば、米経済全体が不況に突入する展開も考えられる> 5月23日、来日中のバイデン大統領は、共同記者会見での質問

2022.05.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

バイデン来日の目的は本当に「対中包囲網」なのか?

<インフレによるアメリカの有権者の怒りは、現職大統領であるバイデンに向かっている> 5月22日にバイデン米大統領が来日します。日米首脳会談に

2022.05.18
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日本の北方外交に必要な2つのこと

<日本の対ロ外交の一貫性は維持する一方で、同時に対話も切らさない粘り強さを持つことが重要> ロシア・ウクライナ戦争を受けて、日本では安全保障

2022.05.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ニューヨークの治安回復に苦闘するアダムス新市長

<警察出身のアダムス市長なら、治安回復で成果を出してくれると期待されているが> ニューヨークでは、20世紀末に2期8年を務めたルディ・ジュリ

2022.04.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

『はじめてのおつかい』がアメリカで巻き起こした大論争

<保護責任が厳しく問われるアメリカでは、子どもを一人でお使いに出すことは「非常識極まりない」はずだが......> 日本のNTV系列が放送し

2022.04.20
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助走期間を設けない「18歳成人」は乱暴すぎる

<18歳で成人することへの社会の理解もないし、対応策も講じられていない> 4月1日から、公職選挙法だけでなく刑法や民法などでも18歳成人がス

2022.04.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

第2次世界大戦を防げなかった国際連盟の教訓とは

<第1次大戦の惨禍を受けて設立された国際連盟は、常任理事国の日本ら主要国の脱退で崩壊した> 国際連合というのは、その名も連合国(United

2022.04.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本社会の格差を加速させる、深刻な「悪い円安」

<多国籍企業の利益や株価が膨張する一方で、国内産業には原油高・資源高のコストが重くのしかかる> 20世紀後半の1973年、ニクソンショックに

2022.03.30
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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