コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

矛盾だらけの五輪開催、最善策は今秋への延期

<選手・関係者を日本社会と隔離する「バブル方式」には、お互いの認識が一致していない深刻な矛盾がある> ここ数週間、日本国内で行われている議論

2021.06.02
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米渡航中止勧告で崩壊した東京五輪の理念

<外国選手団と主催都市の住民が「お互いを危険な存在」と感じていては、五輪憲章の根本の理念は成立し得ない> 米国務省(日本の外務省に相当)は5

2021.05.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

バイデン政権のマスク緩和令で、混乱広がるアメリカ社会

<ワクチン接種を完了していない人口が過半数残るなかでのマスク緩和令には、「時期尚早」という声も> 5月13日、ジョー・バイデン米大統領は会見

2021.05.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ブログ闇将軍となったトランプ、その不穏な影響力

<バイデン政権が政策で挫折すれば、トランプが一気に攻勢を強めてくる可能性はある> バイデン政権が発足して「最初の100日」が経過するする中、

2021.05.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日米のコロナ対策に共通する「リスコミ」の問題点

<本来なら政治の役割である総合的な判断や責任まで、感染症の専門家が背負わされるのは筋違い> 新型コロナウイルスの感染拡大が始まって約14カ月

2021.05.06
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五輪開催は、ワクチン接種後の10月末に延期できないのか

<変異株が猛威をふるうなかで7月に五輪開催が強行されれば、歴史に残る混乱となることは避けられない> 五輪と新型コロナウイルスの関係については

2021.04.28
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日米首脳会談で起きた3つのサプライズ

<今回の会談はアメリカ国内ではまったく話題になっていないが、外交イベントとしてはめずらしく成果があったとも言える> 菅義偉首相とジョー・バイ

2021.04.21
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日米サプライチェーン連携で、日本の低迷は救えるのか?

<日米首脳会談では、中国に対抗して日米が連携してサプライチェーンを見直すことも協議されるが> 日本が貧しくなったという議論が増えてきました。

2021.04.14
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MLB「球場ボイコット」の背景にある両党派双方の思惑

<マイノリティーの投票妨害を狙ったジョージア州の選挙法改正に、コカコーラなど同州に拠点を置く大企業などはさっそく抗議を表明したが> 昨年は開

2021.04.07
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ヴァレンティノ炎上CMで、踏まれているのは「帯」なのか「布」なのか?

<日本文化へのオマージュだという前提情報がしっかり伝えられなかったことが問題> イタリアの高級デザイナーブランド「ヴァレンティノ」による、日

2021.04.01
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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