少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び率を記録した「勝因」と「今後の課題」
「エコーブーマー」世代の出産が増加(ソウル) KIM JAE-HWANーSOPA IMAGESーREUTERS
<出生率回復の立役者「エコーブーマー世代」とは?>
65歳以上が総人口の20%を超える「超高齢化」が進行している東アジア諸国。だが、その代表格である韓国に出産ブームが訪れているようだ。
韓国統計庁の2月25日の発表によれば、2025年の出生数は25万4457人で、07年以来最大の伸び率を記録。合計特殊出生率も0.80で、過去最低だった23年の0.72から2年連続で上昇した。
最大の要因は、1990年代前半生まれの「エコーブーマー世代」の女性が積極的に出産を選んでいることにある。現在30代前半の彼女たちは、朝鮮戦争(50~53年)後に生まれたベビーブーマー世代の子世代に当たる。30~34歳の女性1000人当たりの出生数は73.2人で、25~29歳の21.3人を大きく上回った。
加えて、育児手当や住宅ローンの金利優遇など手厚い支援策の効果もありそうだ。ただし、出生率増加の傾向が今後も続くかどうかは、結婚や育児に希望を持てる社会を構築できるか否かに左右されると専門家らは指摘している。
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