コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

フェミニズム映画『バービー』が政治的配慮の末に犯したミス

<現代アメリカのフェミニズムを前面に押し出しつつも保守派の攻撃を回避したのは見事だったが> 映画『バービー』が日本でも公開されました。そのス

2023.08.16
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海外出張したら可能な限り現地観光をするべき

<海外視察に行ったら仕事以外してはいけないといった杓子定規な考え方では、現地の文化・社会を理解することはできない> 自民党の「党女性局」の政

2023.08.02
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クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を日本で今すぐ公開するべき理由

<原爆開発をテーマにしたこの作品を、被爆国日本は当事者として評価する権利がある> 現在、世界で最も注目されている映画監督の1人、クリストファ

2023.07.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

来年秋に迫った米大統領選の予備選がまったく盛り上がらない理由

<バイデンとトランプが他候補を圧倒しており、前回と同じく「バイデン対トランプ」で本選が戦われる可能性が高い> 2024年11月の大統領選まで

2023.07.19
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インバウンド2500万人時代、「食」への対応が日本の課題

<宗教的タブーや菜食主義など、外国人観光客の食のニーズに体系的に対応しなければならない時期に来ている> 日本へのインバウンド観光客が激増して

2023.07.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

正常化には程遠い、ニューヨークの治安の現在

<以前の「ニューヨーカー」は郊外に転居してしまい、都市経済の回復はなかなか見通せない> 2020年春以降、コロナ禍によるロックダウンが、ニュ

2023.07.05
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住所もヤバければ、名前もヤバい、マイナカード問題の難しさ

<本来ならシステムを作る段階で名前、住所のデータ様式は統一しておく必要があった> マイナカードの運用がうまく行っていないようです。これについ

2023.06.28
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アメリカ「児童労働」議論の背景にある深刻な人手不足

<まるで開拓時代のような共和党の「自己責任論」と、教育の権利を侵害する規制緩和は認めないとする民主党のせめぎ合い> 昨年以来、アメリカの各州

2023.06.14
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維新が全国政党になるためのカギは地方政策

<地方の視点で改革を打ち出せるか、実行可能な政策を示せるか> 4月の統一地方選で予想をはるかに超える善戦をした維新の会は、この後、もしかした

2023.06.07
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トランプを「右から叩く」デサンティスの戦術に活路はあるのか?

<共和党候補のうち支持率で断トツトップのトランプに対抗するため、デサンティスはさらに保守的な姿勢を打ち出している> フロリダ州のロン・デサン

2023.05.31
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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