コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

マザー・テレサの救貧院に政治的圧力──インドで見られる「弱さの玉突き」

・マザー・テレサが遺した救貧団体に対して、インド政府の政治的圧力が強まっている。 ・その背景には、「強者」である欧米の無意識の優越感への拒

2022.01.06
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

こけおどしの「民主主義同盟」──反中世論に傾いた米外交の危うさ

・民主主義サミットは、人権を尊重しているとも民主的とも言えない国も多数参加したもので、頭数優先だったといえる。 ・その多くの国は米中に二股

2022.01.05
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

今年のクリスマスケーキは例年より小さい? 世界的な食品値上がりで笑う国

・食品価格は世界的に値上がりしており、ケーキにもよく使われる小麦や油量種子はとりわけ高騰が目立つ。 ・その主な原因には、地球温暖化、コロナ

2021.12.24
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

五輪「外交的ボイコット」を理解するための5つの基礎知識──効果は? 始まりは?

2022年北京五輪に政府関係者が出席しない「外交的ボイコット」には、どんな意味があるのか。以下では外交的ボイコットの背景や効果についてみてい

2021.12.13
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

海外から中国に移送される台湾人──犯罪人引渡し条約の政治利用とは

・海外で逮捕された台湾人が中国に引渡された事例は、すでに600件以上にのぼる。 ・これは中国が各国と結んだ犯罪人引渡し条約に基づくものだが

2021.12.06
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

2022W杯カタール招致をめぐる情報戦──暗躍するスパイ企業とは

・来年開催予定のW杯カタール大会の開催地決定のプロセスで、対立候補の動向を知るため、カタールがスパイ活動をしていたと報じられた。 ・それに

2021.11.25
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

EVは地球に優しくても人間に優しくない一面をもつ──コバルト生産の闇

・電気自動車が普及するにつれ、リチウムイオン電池の原料であるコバルトへの関心が高まっている。 ・しかし、世界一の産出国であるコンゴ民主共和

2021.11.24
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

バイデン政権が目指すアフリカの「失地回復」──アキレス腱は「人権」

・アメリカは中国包囲網の形成を念頭に、アフリカでの「失地回復」に本腰を入れている。 ・その方針は「人権や民主主義が定着している国に優先的に

2021.11.18
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

クライストチャーチ51人殺害犯の主張に見る「つけ込まれた陰謀論者」の悲哀

・NZクライストチャーチ銃撃テロで終身刑が科されたブレントン・タラントは「裁判で自分の権利が侵害された」と主張している。 ・その最大の論点

2021.11.12
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「アフリカの星」はなぜ凋落したか──エチオピア内戦と中国の影

・アフリカにおける「成長モデル」とみなされてきたエチオピアでは、内戦の激化で経済に急ブレーキがかかっている。 ・内戦の激化によって、政府側

2021.11.05
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 2
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...地球への衝突確率は? 監視と対策は十分か?
  • 3
    「見せびらかし...」ベッカム長男夫妻、家族とのヨットバカンスに不参加も「価格5倍」の豪華ヨットで2日後同じ寄港地に
  • 4
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 5
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 6
    Z世代の幸福度は、実はとても低い...国際研究が彼ら…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「農産物の輸出額」が多い「…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 10
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 4
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 5
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 6
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 9
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 10
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 5
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 6
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中