コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスで「勝ち組」と「負け組」が明らかになる日

<イギリス政府の予算案が示される「バジェットデー」。税控除や公的支援の対象となる「勝ち組」に自分が入れるか、英国民は固唾をのんで見守る> 「

2017.11.30
Edge of Europe コリン・ジョイス

悪徳家電販売店、だますほうが悪い? だまされるほうが悪い?

<イギリスでは家電製品を高利の長期ローンで貧困層に販売する店舗チェーンが社会問題になっているが、世の中には基本的な金融の知識を持っていない人

2017.11.10
Edge of Europe コリン・ジョイス

ノーベル経済学賞セイラーと、「合理的経済人」じゃない僕たち

<イギリスで年金加入率が急増したのは、今年のノーベル経済学賞を受賞したセイラーの「ナッジ理論」を適用したから> 25年以上のファンだったから

2017.10.18
Edge of Europe コリン・ジョイス

得票33%で「信任」のメルケル、42%で「クビ寸前」のメイ

<アメリカ人はトランプがクリントンより少ない得票率で勝利したと憤るが、ドイツでもメルケルの与党は33%の得票率で総選挙に勝利した> 民主主義

2017.09.29
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスで知らない間に広がっていたギャンブル汚染

<ギャンブルの弊害がじわじわと広がっているイギリスだが、特に依存性が高いと言われるゲーム機「FOBT」に関しては関連犯罪や中毒症状が社会問題

2017.09.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

スポーツを侵食する新時代ギャンブル

<イギリスではギャンブルの規制緩和でスポーツがすっかり賭けの対象になり、観戦風景も様変わりした> 先日、友人とパブで夕食を取っていたら、いく

2017.08.25
Edge of Europe コリン・ジョイス

「学費無料なんか不可能」と若者に説教するイギリスの老害

<多額の学生ローンに苦しむイギリスの若者たちは、近い将来労働党が与党になって学生ローンの負債を軽減してくれることを期待している> 前回のコラ

2017.07.28
Edge of Europe コリン・ジョイス

大学も就職も住宅も「損だらけ」のイギリスの若者たち

<イギリスの若者が大学卒業時に抱える借金は平均735万円。それなのに仕事の給料は上がらず、住宅価格はうなぎのぼり、と損ばかり> イギリス生活

2017.07.14
Edge of Europe コリン・ジョイス

悲劇続きで沈滞ムードのイギリスに残る良心

<マンチェスターやロンドンのテロ、高層住宅の火災と、イギリスでは最悪な事態が次々と起きている。それでも人々の怒りや絶望より、ボランティアや寄

2017.07.05
Edge of Europe コリン・ジョイス

驚愕の英総選挙、その結果を取り急ぎ考察する

<保守党が惨敗して労働党が躍進した英総選挙。勝つのが当たり前と考えていた保守党はキャンペーンでおごりすら感じられた一方、労働党は大学授業料の

2017.06.12
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特集:豪ワーホリ残酷物語
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2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

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