コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

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障害をさらけ出した番組の勇気

<89年にイギリスBBCで放送された発達障害「トゥレット症候群」の少年ジョン・デビッドソンのドキュメンタリー番組は、障害に対する社会の理解を

2016.05.24
Edge of Europe コリン・ジョイス

「EU残留」死守へ、なりふり構わぬ運動開始

 ニュースを聞いて驚いているところだ。僕がこれを書いている今日、4月15日は、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票に向けた正式な運動の開始

2016.04.19
Edge of Europe コリン・ジョイス

イースターで思い出すアイルランド反乱の歴史

 10歳くらいのことだったと思う。僕は学校からの帰り道、自分はアイルランドのために死ねるだろうかとふと考えたことがあった。  これはもちろん

2016.03.31
Edge of Europe コリン・ジョイス

時代に負けた独立と自由のインディー紙

 イギリスのインディペンデント紙(あるいは親しみをこめて「インディー」)に対して、かなりの思い入れがあるのは僕だけではない。  多くの若いジ

2016.02.26
Edge of Europe コリン・ジョイス

中古ショップで見える「貧困」の真実

 時々僕は、自分が周りの人々とは違った経済的「空間」に暮らしているのだと思い知らされる。  他人と比べてすごくリッチだとか貧しいとかいうこと

2016.02.05
Edge of Europe コリン・ジョイス

栄華を誇った英スーパーの衰退

 わが家を購入したとき得したことの1つが、大手スーパーのセインズベリーズまで歩いてたったの2分という立地の良さだった。牛乳やパンが手頃な値段

2016.01.28
Edge of Europe コリン・ジョイス

EU「離脱」投票がいよいよ迫る

 スコットランド独立の是非を問う住民投票が実現するなんて、まだまだ遠い未来のことだろう――ついこの間まで、そんなふうに思っていたような気がす

2016.01.07
Edge of Europe コリン・ジョイス

わが家の資産価値上昇を僕が喜べない理由

 10年ほど前、友人のニックがなかなか印象的なことを言った。その4年ほど前に彼が買った家は、4年間に彼自身より多く「稼いだ」というのだ。  

2015.12.15
Edge of Europe コリン・ジョイス

ラグビー嫌いのイギリス人さえ目覚めさせた日本代表

 スポーツというのは不思議なものだ。子どもの頃、僕は不運なことにラグビーをやる学校に入ってしまった。僕はラグビーがとことん嫌いだった。僕の学

2015.10.21
Edge of Europe コリン・ジョイス

英労働党トップに無名(?)強硬左派、の衝撃

 ここのところ、コメンテーターのこの手の言葉を繰り返し耳にしている――「ジェレミー・コービンが労働党党首に選ばれるなどと3カ月前に言われたら

2015.09.18
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特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

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