コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

関電スキャンダルに潜む、見過ごせない3つの問題

<原発を推進するうえで、「カネの問題」は必要悪として諦めているムードもあるが......> 関西電力の役員などに対する、高浜町元助役からの資

2019.10.11
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離婚後の共同親権は制度改定だけでは不十分

<両親の離婚後も、子どもが双方の家族から愛情を受けられるよう、制度とカルチャーの両面を変えていくことが必要> 日本の法務省は9月27日、離婚

2019.10.08
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日米貿易協定を「ウィンウィン」と呼ぶ日本の敗北主義

<「4兆ドル規模」の日本のデジタル市場は、関税ゼロでアメリカがごっそり持っていく> 日米の通商交渉については、茂木敏充現外相が延々と閣僚級協

2019.10.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

小学校の教育現場で広がる「スタンダード」の危うさ

<日本の小学校で進む規範や方法論の「スタンダード」の導入は、あくまで目標達成へ向けた方法論でしかないことを忘れてはならない> 日本全国の小学

2019.10.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

なぜ今になって英語の民間試験導入に反発が出ているのか?

<この段階で不安や反発が出るのは、英語教育の改革が全く間に合っていないから> 2020年度から変わる大学入試で英語民間試験が導入されることに

2019.09.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の若者にとって気候変動よりも「セクシー」な問題とは

<気候変動対策を求める欧米の運動は若者が中心になっているが、日本の若者が直面しているのはさらに差し迫った問題> 小泉進次郎環境相が、国連温暖

2019.09.24
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経団連が雇用保険を使った「氷河期世代」救済に反対する理由

<ロスジェネの雇用対策に冷淡で、期待もしていないと言わんばかりの政策提言は二重の意味で残念> 経団連の政策提言というのは意味不明なものが多く

2019.09.19
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閣僚がはんこ産業を代表して「ペーパーレス」を遅らせるな

<行政手続きの「デジタル化」と「はんこ」を両立させると言うのは、まるで冗談にしか聞こえない> 今回の安倍政権の内閣改造で閣僚となった竹本直一

2019.09.17
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安倍改造内閣、政策の要点はただ一点「第3の矢の実行」

<改造内閣にとって最優先課題が経済という論調は良いが、その焦点は日米貿易交渉や消費税増税対策ではない> 安倍政権の改造内閣のメンバーが発表さ

2019.09.12
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米セブンイレブンのホームレス対策は大音量クラシック

<ホームレスのたまり場になるのを防ぐために大音量でクラシック音楽を流したところ、LAとNYでは全く効果が違った> 「セブンイレブン」つまり7

2019.09.10
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