コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「リアリティー・ショー」のプロ、トランプが仕掛ける虚実ない混ぜの演出

<「現実と虚構を混同させる」リアリティー・ショーの演出が問題になっているが、その草分けとして人心を掌握したのがトランプ大統領> 日本でリアリ

2020.05.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

新型コロナで5400人が死亡、NJ州高齢者施設で繰り返された悲劇

<ワシントン州やニュージャージー州内の先行事例を教訓にすることができず、州全体の高齢者施設で重篤患者を救命治療から除外した> 今回の新型コロ

2020.05.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

職員123人が新型コロナで死亡、ニューヨーク地下鉄・バスの惨状

<初期には地下鉄・バスを通じて感染が広まったと考えられ、ただでさえ悪かった地下鉄のイメージは地に落ちた感が......> ニューヨークの公共

2020.05.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

米社会は経済再開へ、混乱回避の試行錯誤が続くニューヨーク

<NYでは当初、公共の場所でのマスク着用を義務化していたが、反発が高まると無料マスクの配布に方針転換――経済活動と感染対策のバランスに苦心し

2020.05.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ニューヨークと東京では「医療崩壊」の実態が全く違う

<感染患者にも非感染患者にも十分な対応ができなかったニューヨークの「医療崩壊」と比べれば、東京の医療体制は十分に「持ちこたえた」と言えるはず

2020.05.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「コロナ後の世界」に立ちはだかる2つの難題

<巨大な「真空地帯」となる湖北省以外の中国の鎖国状態、そしてアフリカなど南半球の感染拡大とどう向き合うか――日本には国際協調へのイニチアチブ

2020.05.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

マスク着用を拒否する、銃社会アメリカの西部劇カルチャー

<マスク工場の激励に行ってもマスクをしないトランプ、そこにはマスクに根強い抵抗感が残る中西部への政治的配慮が> ミネソタ州ロチェスターにある

2020.05.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ロックダウン解除をめぐって激化する不毛の米イデオロギー対立

<ニューヨーク州のクオモ知事らは「コロナ対策に政治対立を持ち込むな」という姿勢を貫いているが、事態はますますその方向に> 新型コロナウイルス

2020.04.30
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コロナ「出口戦略」の鍵となる検査体制、どうすれば拡充できるのか?

<アメリカでは各州が経済活動の再開を念頭に、検査体制の拡充に向けて動き出している> アメリカ全土の中でも新型コロナウイルスの感染が最も拡大し

2020.04.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

新型コロナ対策であぶり出された「日本型危機」

<欧米各国と比較すれば日本の新型コロナの被害は今のところ小さいが、もともと疲弊していた日本の医療も経済も危機を目前に控えていた> 私が住んで

2020.04.24
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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