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バイデンの副大統領候補、黒人女性議員ハリスを軸に最終調整か?

予備選では厳しく対立したバイデンとハリスだったが Lucas Jackson-REUTERS
<高齢のバイデンに代わって、大統領候補、大統領就任となる可能性もあるだけに、報道が過熱している>
民主党のバイデン候補による副大統領候補の発表が迫ってきました。以前に「8月1日」という日付が示されたことがありましたが、直近の報道では「8月第1週」という言い方になっています。いずれにしても、もうすぐです。
すでにアメリカ社会では共通認識になっていますが、今回の副大統領候補選びは、特別な意味があります。それはバイデン氏が77歳と高齢であることから、「いつでも大統領に昇格できる資質」が通常よりはるかに真剣に求められるからです。
具体的には、バイデン氏が仮に大統領に選出されても次回2024年には再選を狙わず、副大統領を候補にして民主党政権の継続を図る可能性が高いということがあります。さらには、任期中、いや選挙前でもバイデン氏に健康問題が出れば、即座に大統領候補もしくは大統領となる可能性が否定できません。
それに加えて、3月の予備選におけるテレビ討論で「副大統領候補は女性にする」という言質を取られ、その後一切取り消しをしなかったために既定路線となっています。さらに7月に入って、「4人の黒人女性が候補」という報道もされています。
一方でAP通信などが報じたところでは、バイデン選対として副大統領候補の最終選考に残しているのは6人で、それぞれに詳細な資料を提出したうえで、バイデン氏との面接も行われているという説明もありました。
報じられた6人の中には白人1人、ヒスパニック1人が入っており、その2人を除くとちょうど4人の黒人女性が浮かび上がります。
▼カマラ・ハリス上院議員(元カリフォルニア州司法長官、55歳)
▼スーザン・ライス氏(元安全保障担当補佐官、元国連大使、55歳)
▼バル・デミングス下院議員(元オーランド市警察署長、63歳)
▼ケイシャ・ランス・ボトムズ、アトランタ市長(元同市市会議員、50歳)
その他にも、ここへ来てカリフォルニア選出のカレン・バス下院議員(66歳)も浮上しているという報道もあり、事実上この5人の中から選ばれるというのが、多くの報道機関の一致した見方です。
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