最新記事
インタビュー

「ハリポタ俳優で終わりたくない」...ハリー・メリングが新作『ピリオン』で見せた「別人級」の変身

Life After “Harry Potter”

2026年3月4日(水)18時48分
H・アラン・スコット (ライター、コメディアン)
『ハリー・ポッター』シリーズではダドリー・ダーズリー役を演じたハリー・メリング

ゲイのバイカーに引かれ、傷つき苦しんで成長する青年役で演技力を認められたメリング SHAYAN ASGHARNIA

<「ワォ、ダドリーが......」と言われるのも覚悟した。それでもメリングは「支配・服従」の関係性を描く役柄に踏み込み、新境地を開いた──(インタビュー)>

ハリー・メリングは重々承知していた。イギリスの新作映画『ピリオン(原題)』では、『ハリー・ポッター』シリーズで演じたダドリー・ダーズリー役とは全く違う役柄を演じることになる、と。

【動画】首には鎖と南京錠...ハリーのいとこ役がゲイのバイカーに恋をした? 予告編

彼はこう語る。「多くの人が『ワォ、ダドリー・ダーズリーが変態映画に出てるぞ』と言うだろう。それには何と答えていいか分からない」


幸いにも批評家はメリングの演技を高く評価した。メリングが演じるのはシャイな青年のコリン。アレキサンデル・スカルスガルド演じるレイとの関係を通じて、BDSM(同意に基づく拘束や支配、サドマゾなどの性的プレイ)の世界に入っていく。

「僕がとても好きなのは、コリンが勇気を振り絞って『やってみよう』と一歩踏み出すところ」と、メリング。「自分が本当にやりたいのは何なのかを探ろうとするんだ」

子役で名が売れた俳優はそのイメージに縛られて、大人の役柄を演じるのに苦労しがちだ。そうした意味でもメリングにとって、コリン役は大きな挑戦だった。

子役から大人の役者に成長できるよう演劇学校に通うなど「できることは何でもやってきた」と語るメリングに、本誌のH・アラン・スコットが話を聞いた。

◇ ◇ ◇


メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

スイス中銀、為替介入意欲が高まる=副総裁

ビジネス

英2月サービスPMI改定値は53.9、回復続くも雇

ワールド

ハメネイ師の息子モジタバ師が生存、後継候補=関係筋

ワールド

スリランカ沖でイラン船に潜水艦攻撃、数十人救助 1
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 6
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    イランへの直接攻撃は世界を変えた...秩序が崩壊する…
  • 10
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 10
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中