コラム
映画の境界線 大場正明
映画の境界線 大場正明

植民地時代のオーストラリアの復讐劇 性差別、アボリジニ迫害『ナイチンゲール』

<植民地時代のオーストラリアを舞台にした苛烈な復讐劇。女性とアボリジニ......現代に繋がる重要なテーマを独自の視点から掘り下げる> ヴェ

2020.03.19
映画の境界線 大場正明

生態系を再現するような農場を造る『ビッグ・リトル・ファーム 』

<生態系を再現するような農場を造り上げていく夫婦の8年にわたる奮闘を記録したドキュメンタリー> ジョン・チェスター監督の『ビッグ・リトル・フ

2020.03.13
映画の境界線 大場正明

シリア・アレッポで母はカメラを回し続けた『娘は戦場で生まれた』

<ジャーナリストに憧れる大学生だった彼女が、スマートフォンで民主化を求める抗議活動を撮影し始めたことが、やがて多様な側面を持つ衝撃的なドキュ

2020.02.28
映画の境界線 大場正明

保守的なジョージア社会の一面が明らかに『ダンサー そして私たちは踊った』

<舞台となったジョージアでの公開時には、極右グループや反LGBT活動家が抗議。保守的なジョージア社会の知られざる一面が明らかにされる....

2020.02.20
映画の境界線 大場正明

60年代のル・マンをめぐる実話『フォードvsフェラーリ』が描く米と欧州の違い

<60年代のル・マン24時間耐久レースの実話に基づいた『フォードvsフェラーリ』が示しているもの ......> 1960年代半ば、フォード

2020.01.09
映画の境界線 大場正明

韓国の宿主とパラサイトを生む格差社会 『パラサイト 半地下の家族』

<カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたポン・ジュノ監督の新作は、この監督ならではの洞察で韓国の格差社会が描かれる ......> カンヌ国

2019.12.26
映画の境界線 大場正明

『わたしは、ダニエル・ブレイク』監督の新作、英国社会の底辺の現実

<『わたしは、ダニエル・ブレイク』のケン・ローチ監督が、前作と同じニューカッスルを舞台に、異なる視点からイギリス社会の底辺の現実を掘り下げる

2019.12.12
映画の境界線 大場正明

パレスチナとイスラエルの対立を知的なコメディで描く『テルアビブ・オン・ファイア』

<イスラエル出身のパレスチナ人監督が、パレスチナ問題を意外性に満ちたアプローチで描き出す知的でひねりの効いたコメディ......> イスラエ

2019.11.21
映画の境界線 大場正明

韓国通貨危機の裏側を赤裸々に暴く 『国家が破産する日』

<1997年、韓国の通貨危機が起きるまでの7日間。現在から通貨危機を見直すことによって、その後の韓国社会にとっての意味を浮かび上がらせる..

2019.11.07
映画の境界線 大場正明

29歳監督デビュー作にして遺作 中国の孤独な4人の一日の物語『象は静かに座っている』

<ベルリン国際映画祭で最優秀新人監督賞などを受賞した中国映画。この映画を完成させた後、29歳でこの世を去った監督が利己主義に満ちた社会を描き

2019.11.01
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 2
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    フラワームーン、みずがめ座η流星群、数々の惑星...2…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 7
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 8
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 9
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 10
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中