コラム
映画の境界線 大場正明
映画の境界線 大場正明

現代美術の巨匠リヒターの人生とドイツ戦後史に新たな光をあてる『ある画家の数奇な運命』

<現代美術界の巨匠ゲルハルト・リヒターの人生と作品にインスパイアされた3時間を超える長編> デビュー作『善き人のためのソナタ』が多くの賞に輝

2020.10.01
映画の境界線 大場正明

荒廃するラストベルト、悲惨な過去を乗り越えようとする若者の葛藤、『行き止まりの世界に生まれて』

<ラストベルトにある街で、もがきながら成長する3人の若者を描いた『行き止まりの世界に生まれて』は、ドキュメンタリーの枠を超えたドキュメンタリ

2020.09.03
映画の境界線 大場正明

80年代のマフィア戦争から歴史的な大裁判、『シチリアーノ 裏切りの美学』

<コーザ・ノストラに忠誠を誓った男は、なぜ「血の掟」を破り、政府に寝返ったのか?...... > 実話に基づくイタリアの巨匠マルコ・ベロッキ

2020.08.27
映画の境界線 大場正明

アメリカ音楽に深く影響を及ぼしていたインディアンの文化『ランブル』

<アメリカ音楽は、黒人と白人の図式で語られがちになるが、実はそこにインディアンが深く絡み、影響を及ぼしていることを描くドキュメンタリー> キ

2020.08.06
映画の境界線 大場正明

80年代初期のロシアの貴重なロック・シーンが描かれる『LETO』

<80年代初頭、モスクワと並ぶロックの中心地だったレニングラードを舞台に、トロイツキーのロック史にも登場するふたりのミュージシャンを軸として

2020.07.22
映画の境界線 大場正明

性的虐待を隠蔽し、加害者を野放しにする秘密を守る文化 『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』

<カトリック教会の神父による児童への性的虐待事件。実話に基づく物語で「フランスのスポットライト」とも言われる映画......> その独自の感

2020.07.16
映画の境界線 大場正明

公共図書館はこの国の民主主義の最後の砦だ......『パブリック 図書館の奇跡』

<エミリオ・エステベスの新作、『パブリック 図書館の奇跡』は、彼の関心と感性が噛み合い、現在のアメリカに対する風刺も効いた小気味よいヒューマ

2020.07.15
映画の境界線 大場正明

北マケドニアの自然養蜂家の女性を追うドキュメンタリー『ハニーランド 永遠の谷』

<北マケドニアの山岳地帯で自然養蜂家の女性をカメラが追うドキュメンタリーは、リアリズムを超えた空間を切り拓いている......> 北マケドニ

2020.06.25
映画の境界線 大場正明

世代間の溝、ドイツの「過去の克服」が掘り下げられる『コリーニ事件』

<ドイツ固有のテーマといわれる「過去の克服」というテーマがどのように掘り下げられているか ......> フェルディナント・フォン・シーラッ

2020.06.11
映画の境界線 大場正明

激動の中国、一人っ子政策に翻弄される夫婦の30年『在りし日の歌』

<80年代から2010年代に至る激動の時代を背景に、一人っ子政策に影響を受けた二組の家族の軌跡が描かれる......> 中国第六世代を代表す

2020.04.02
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
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2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

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