最新記事
野生生物

ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは

2025年6月29日(日)14時50分
ウィル・アームストロング
ワニに襲われた男性、遺体発見時の映像に現場が沈黙(写真はイメージです) Joseph Kelly-Unsplash

ワニに襲われた男性、遺体発見時の映像に現場が沈黙(写真はイメージです) Joseph Kelly-Unsplash

<川で釣りをしていた男性がワニに襲われ、水中に引きずり込まれるという事故が発生した。遺体は翌日、現場から300メートル離れた藪の中で発見されたという>

マレーシア・クチン近郊の川で釣りをしていた男性がワニに襲われ死亡したと報じられている。遺体は翌日の午後、現場から約300メートル離れた場所で発見されたという。

【動画】ワニに襲われた男性の「最期」...遺体発見の瞬間が映像に残されていた

The Vibesによると、事件が起きたのは6月27日午後10時頃。32歳の男性、ジェイコブ・トゥアンさんはマタンサ通り近くの川で釣りをしていた際、突然ワニに襲われ、水中へと引きずり込まれたとされている。

目撃していた家族の話によれば、襲撃はあまりにも突然で、反応する間もなかったという。家族は直ちに警察に通報し、その後、消防当局が出動。捜索救助活動(SAR)にはペトラジャヤ消防署とバトゥリンタン消防署から計12名が派遣されたが、現場までの道が藪や暗闇に覆われていたため、夜間の活動は困難だった。

そのため、捜索は一時中断され、翌朝8時から再開。正午過ぎの12時30分、遺体が発見された。

報道によれば、遺体は無傷の状態で見つかったが、数カ所にワニにかまれたとみられる傷が確認された。パダワン警察署のイルワン・ハフィズ・モハド・ラジ署長は、遺体はサラワク総合病院に搬送され、事件は現時点で「突然死」として扱われていると述べた。

ニューズウィーク日本版 Newsweek Exclusive 昭和100年
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年8月12日/19日号(8月5日発売)は「Newsweek Exclusive 昭和100年」特集。現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


東京アメリカンクラブ
一夜限りのきらめく晩餐会──東京アメリカンクラブで過ごす、贅沢と支援の夜
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ユーロ圏鉱工業生産、6月は予想以上の落ち込み GD

ワールド

イスラエル極右財務相、「パレスチナ国家構想葬る」入

ワールド

ノルウェー中銀、政策金利据え置き 年内の利下げ視野

ビジネス

アクセンチュア、AI教育のアイデミー買収へ 1株1
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が教える「長女症候群」からの抜け出し方
  • 3
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ「衝撃の物体」にSNS震撼、13歳の娘は答えを知っていた
  • 4
    【クイズ】アメリカで最も「盗まれた車種」が判明...…
  • 5
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 6
    マスクの7年越しの夢...テスラ初の「近未来ダイナー…
  • 7
    「ホラー映画かと...」父親のアレを顔に塗って寝てし…
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    トランプ「首都に州兵を投入する!」...ワシントンD.…
  • 10
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 6
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 7
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 8
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 9
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 10
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大…
  • 8
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 9
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中