ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは

ワニに襲われた男性、遺体発見時の映像に現場が沈黙(写真はイメージです) Joseph Kelly-Unsplash
<川で釣りをしていた男性がワニに襲われ、水中に引きずり込まれるという事故が発生した。遺体は翌日、現場から300メートル離れた藪の中で発見されたという>
マレーシア・クチン近郊の川で釣りをしていた男性がワニに襲われ死亡したと報じられている。遺体は翌日の午後、現場から約300メートル離れた場所で発見されたという。
【動画】ワニに襲われた男性の「最期」...遺体発見の瞬間が映像に残されていた
The Vibesによると、事件が起きたのは6月27日午後10時頃。32歳の男性、ジェイコブ・トゥアンさんはマタンサ通り近くの川で釣りをしていた際、突然ワニに襲われ、水中へと引きずり込まれたとされている。
目撃していた家族の話によれば、襲撃はあまりにも突然で、反応する間もなかったという。家族は直ちに警察に通報し、その後、消防当局が出動。捜索救助活動(SAR)にはペトラジャヤ消防署とバトゥリンタン消防署から計12名が派遣されたが、現場までの道が藪や暗闇に覆われていたため、夜間の活動は困難だった。
そのため、捜索は一時中断され、翌朝8時から再開。正午過ぎの12時30分、遺体が発見された。
報道によれば、遺体は無傷の状態で見つかったが、数カ所にワニにかまれたとみられる傷が確認された。パダワン警察署のイルワン・ハフィズ・モハド・ラジ署長は、遺体はサラワク総合病院に搬送され、事件は現時点で「突然死」として扱われていると述べた。

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