コラム

映画の境界線 大場正明

スマホ越しの悪魔祓いもあり 現代の「エクソシスト」のリアルに迫る

<これまで外部に閉ざされてきた悪魔祓いの儀式。悪魔祓い師と悪魔祓いを求める信者の姿の向こうに今が見える> 現代のイタリアで前時代的な儀式と思われていた悪魔祓いが

2017.11.17 

異才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督独自の世界が切り拓かれた:『ブレードランナー 2049』

<『ブレードランナー』から30年後の世界が描かれる『ブレードランナー 2049』。圧倒的なヴィジュアルや強烈な存在感を放つキャラクターには、カナダの異才ドゥニ・

2017.10.26

勝利にとり憑かれて薬に頼るロビイストが銃規制に挑む『女神の見えざる手』

<凄腕のロビイストが銃規制に挑む過程と苦悩が、ロビー活動とPRを一体化させた現代のロビイストの実態を浮かび上がらせる> ジョン・マッデン監督の新作『女神の見えざ

2017.10.19

ホロコーストと性を結びつけ、ドイツを揺るがす『ブルーム・オブ・イエスタディ』

<ホロコーストの加害者と犠牲者の孫である男女の恋愛が、コメディタッチで描かれながら、ドイツの戦後やナチズムの記憶について考えるヒントが埋め込まれている> かつて

2017.09.27

あの太地町から「捕鯨論争」に新たな光を当てる 映画『おクジラさま』

<ドキュメンタリー『ザ・コーヴ』によって世界の注目を浴び、激しい批判にさらされた和歌山県の太地町。ニューヨーク在住の女性監督が、長期間にわたってその太地町で取材

2017.08.31

麻薬と貧困、マニラの無法地帯を生きる女の物語『ローサは密告された』

<麻薬と貧困と腐敗しきった警察。ドゥテルテ大統領登場前夜のマニラのスラム街の混沌を描く> 昨年の6月に就任したフィリピンのドゥテルテ大統領は、選挙公約を実行に移

2017.07.28

インドの理不尽な裁判を舞台に社会の分断を描く『裁き』

<自殺を扇動する歌を歌ったという不条理な容疑で逮捕された民謡歌手と、裁判官、検事、弁護士の私生活から、インド社会の分断が浮かび上がる> インドの新鋭チャイタニヤ

2017.07.07

女性脱北ブローカーの数奇な運命を追ったドキュメンタリー『マダム・ベー』

<一年間だけの出稼ぎのはずが、中国の貧しい農村に売り飛ばされた北朝鮮女性の数奇な運命を追ったドキュメンタリー> 優れたドキュメンタリーはしばしば、予期せぬ出会い

2017.06.09

イランを生きる男女の深層心理を炙り出すアカデミー受賞作『セールスマン』

<ベルリン国際映画祭で史上初の主要3部門での受賞を果たした『別離』など輝かしい経歴を持つ名匠、アスガー・ファルハディ監督の新作は、現代のイランを生きる男女の深層

2017.06.05

『ブレードランナー』続編抜擢、注目監督のSF映画:『メッセージ』

<『ブレードランナー』の続編の監督に抜擢されて注目されるカナダ・ケベック州出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、ケベックの「多文化主義」という背景が独自の世界観を培

2017.05.18

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