コラム

映画の境界線 大場正明

『ブレードランナー』続編抜擢、注目監督のSF映画:『メッセージ』

<『ブレードランナー』の続編の監督に抜擢されて注目されるカナダ・ケベック州出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、ケベックの「多文化主義」という背景が独自の世界観を培

2017.05.18

変化するチベットと向き合う個人を鮮やかに描く:『草原の河』

<チベット高原で半農半牧の生活を営む3世代の家族の複雑な関係が描き出される、日本で初めてのチベット人監督による劇場公開作品> ソンタルジャ監督の『草原の河』は、

2017.04.28

タクシー運転手に扮して、イラン社会の核心に迫った:『人生タクシー』

<イランの名匠ジャファル・パナヒ監督が、政府から映画製作の禁止令を受けながらも、タクシー運転手に扮し、情報統制下にあるイラン社会の核心を描き出す> 世界三大映画

2017.04.14

ホモフォビア(同性愛嫌悪)とアメリカ:映画『ムーンライト』

<本年度アカデミー賞作品賞、他2部門受賞。黒人少年の愛と成長の軌跡が描き、ホモフォビア(同性愛嫌悪)を通してアメリカの問題を鮮やかに浮き彫りにする映像詩> 本年

2017.03.30

英国の緊縮財政のリアルを描く『わたしは、ダニエル・ブレイク』

ケン・ローチ監督が引退宣言を撤回して作り上げ、カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた『わたしは、ダニエル・ブレイク』には、イギリス政府の緊縮財政政策に対する痛烈

2017.03.18

人間が登場しない廃墟の映像が語るもの:映画『人類遺産』

<世界70ヶ所以上で撮影された廃墟の映像で構成されている映画。圧倒的な映像美が、さまざまなイメージを喚起する> 『いのちの食べかた』(05)や『眠れぬ夜の仕事図

2017.03.03

イタリア最南端の島で起きていること 映画『海は燃えている』

<イタリア領最南端の小さな島を舞台にしたドキュメンタリー。この島には、この20年間で約40万人の移民が上陸した。島民と難民の現実を静かに描き、ベルリン映画祭でド

2017.02.08

オバマ政権への期待を裏切られた愛国者「スノーデン」を描く

<元CIA職員エドワード・スノーデンをめぐってはすでに優れたドキュメンタリーがあるが、オリバー・ストーン監督の『スノーデン』は、彼のキャリアの変遷や恋人との関係

2017.01.25

ルーマニアの歪んだ現実を掘り下げる『エリザのために』

<ルーマニア革命から四半世紀。チャウシェスク時代の負の遺産は根深い。秩序が揺らぎ、混迷する社会で全てをかけて娘を守ろうとする父親が直面する現実...。クリスティ

2017.01.16

再ナチ化が進行していたドイツの過去の克服の物語『アイヒマンを追え!』

<アウシュヴィッツ裁判を主導したことで知られる検事長フリッツ・バウアー。彼が、ナチ戦犯アイヒマンのイスラエルのモサドによる拘束にどのように関わっていたのかを掘り

2016.12.22

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北朝鮮問題で習近平を「忖度」するトランプ。世界はますます中国のペースに?

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