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メタバースはインターネットのユートピアなのか、現実の悪夢なのか?
アイスランドの反応
欧州におけるメタバースの評価は厳しいものが多いが、印刷技術とインターネットを合わせたよりもその影響は大きいという予測もある。そんな中、マーク・ザッカーバーグが10月末に長編プロモビデオを使って、いわゆるメタバースのビジョンを発表したのを受けて、アイスランドの観光協会はザッカーバーグのそっくりさんを起用して、Facebookの発表をからかうプロモーションビデオを公開した。これが大きな反響を生んでいる。ザッカーバーグのビデオと見比べてみよう。
アイスランドのビデオでは、ザック・モスバーグソンという完璧なザッカーバーグのコピーが、おなじみの短い髪型、長袖のシャツ、メタのボスの完璧なボディランゲージのパロディで私たちを迎えてくれる。しかし、彼はVRの新世界を売り込もうとしているわけではなく、アイスランドの美しい風景を紹介しているだけだ。
アイスランドが観光客を誘致するためにユーモアを用いたのは今回が初めてではない。過去のビデオでは、アイスランドでハイヒールを履いてはいけない理由を、不機嫌な男性モデルを使って説明していたし、2017年には、アイスランド語の単語がどんどん発音できなくなる「世界一難しいカラオケ曲」がバイラルヒットした。
"Hello and welcome to this all-natural situation "と、ザッカーバーグのそっくりさんは最新のビデオの中で切り出した。「今日は、私たちが超スマートにならずに世界とのつながりを感じられる画期的なアプローチについてお話したいと思います」
このビデオでモスバーグソンは、「濡れている水」もあれば、「実際の眼で見ることのできる空」や「撫でることのできる火山石」もあると、温泉に入りながら雪のように白く塗られた顔で説明してくれる。アイスランドはメタバースではなく、"The Icelandverse "だとモスバーグソンは説明する。言い換えれば、そこは「バカげたヘッドセットなしで、強化された実際の現実 」なのだ。
Facebookは今、Metaと呼ばれ、この名前の変更には大きな計画がある。将来のEUの規制を緩和するため、FacebookはEU圏内で1万人を雇用する計画を発表している。その計画に懸念を示す専門家を尻目に、アイスランドは全く動じていない。マーク・ザッカーバーグの未来像を臆面もなく揶揄できるアイスランドの自然と文化は、今のところメタバースよりも圧倒的な現実なのである。
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