コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

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数学者ジョン・ナッシュ夫妻の訃報

 ジョン・ナッシュ氏と言えば、著名な数学者であると同時に、ゲーム理論に関して大きな功績を残したことで有名です。特に彼の証明した「ナッシュ均衡

2015.05.26
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オバマ政権が「テキサス・バイカー・ギャング戦争」への介入に消極的な理由

 アメリカには「モーターバイク族」、つまりハーレーなどの「自動二輪」マニアが、集団で走行したり、集会を開いたりするカルチャーがあります。団塊

2015.05.21
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「維新」の「小さな政府論」はどうして行き詰まったのか?

 大阪市に関する「市の解体と5区の設置」を問う住民投票は否決に終わりました。橋下徹市長は政界引退を表明し、同時に江田憲司・維新の党共同代表も

2015.05.19
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アムトラック脱線で「リニア売り込み」は加速するか

 今週12日夜にフィラデルフィア郊外で発生したアムトラックの列車脱線事故は、死者7人、重軽傷者200人という大惨事になりました。原因としては

2015.05.14
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イギリス総選挙がアメリカで関心を呼ばない理由

 アメリカから見ればイギリスは、いつの間にか独立戦争の宿敵という怨念は消え、同じ英語圏に属する兄弟国家として親しみの対象になっています。第一

2015.05.12
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米大統領選、共和党の立候補ラッシュは「乱立」?

 2016年の大統領選に向けて共和党からの出馬表明が相次いでいます。現時点で公式に出馬表明をしているのが6人前後、さらに有力視されている候補

2015.05.07
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安倍首相の米議会演説は日米関係の「現状維持」を確認しただけ

 今回の安倍晋三首相の演説ですが、上下両院の合同会議ということで毎年始めに大統領が行う年頭一般教書演説と同じスタイルで行われ、外交儀礼として

2015.04.30
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依然として止まらない米警官による黒人殺害事件

 昨年、発生したマイケル・ブラウン事件(ミズーリ州)、エリック・ガーナー事件(ニューヨーク州)は大きな社会問題となりましたが、今年に入っても

2015.04.28
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ドローン時代の入り口に来たアメリカ

 放射性物質を付着させた小型の無人飛行機(ドローン)が日本の首相官邸の屋上で発見された事件は、アメリカで大きく取り上げられました。どうして関

2015.04.23
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日本の地方自治に「対立軸」は成立しないのか?

 統一地方選が進行中ですが、今回は史上例を見ないほどの「低調」な選挙戦となっているようです。東京や大阪の知事選が「統一」のサイクルから外れた

2015.04.21
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特集:コメ高騰の真犯人
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2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

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