コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オバマ政権が見透かす、シリア情勢に介入したロシアの「動機」

 ロシアはシリア領内での空爆を拡大する一方で、カスピ海上の艦船から巡航ミサイル攻撃を行ったと発表、4隻の艦船から26発のミサイルを発射して、

2015.10.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

TPP妥結の政治的意味、日本とアメリカ

 面倒な交渉の末にようやく妥結したTPPですが、この問題に関しては日本もアメリカも「政治のねじれ」を経験しています。日本の場合は、そもそもT

2015.10.06
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共和党候補カーリー・フィオリーナの政治的資質

 大統領候補を決める共和党の予備選は、依然としてトランプを中心とした混戦状態が続いています。その中で、本命と言われたジェブ・ブッシュは苦戦し

2015.10.02
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共和党の異常事態、ベイナー下院議長辞任と「しぶとい」トランプ

 オバマ大統領に対抗する「多数野党」の下院共和党を率いるジョン・ベイナー下院議長が先週末に突如辞任すると言明、米政界に激震が走っています。就

2015.09.29
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民意反映のためには党議拘束を解除すべき

 安保関連法の成立に至る一連の経緯には、強い違和感を感じざるを得ませんでした。  まず、今回の安保関連法のベースにある集団的自衛権の合憲化と

2015.09.24
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

共和党予備選はトランプ「失速」で振り出しに戻る大混戦

 今週開かれた「第2回共和党テレビ討論」では、事前の下馬評としては現在支持率1位を突っ走るドナルド・トランプ候補と、2位につけているベン・カ

2015.09.18
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同性婚を認めない事務官が、一時収監された経緯

 アメリカでは、同性婚を認めるかどうかの論争が90年代から続いてきました。いわゆる宗教保守派が「婚姻は男女に限る」として強硬に反対していたた

2015.09.15
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「特別警報」制度には見直しが必要では?

 台風18号の通過後に関東地方から東北地方にかけて発生した豪雨被害については、アメリカでも大きく報道されています。濁流の中で電信柱から被災者

2015.09.11
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予備選では、なぜ極端な候補が先行するのか

 民主党予備選ではヒラリー・クリントン候補の支持率がジリジリ下がってきています。「メール・スキャンダル」が長期化する中で、「何か隠している」

2015.09.09
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「維新の会」分裂は政界再編に繋がるのか

 2012年に大阪維新の会が国政参加を表明した際には「船中八策」という理念がありました。この「八策」についてですが、「既得権益の打破」を進め

2015.09.03
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
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2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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