コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

シナイ半島のロシア機墜落をめぐる各国の思惑とは?

 先月31日に発生したロシア機の事故に関しては、事故説とテロ説が錯綜する中で、そこに各国の思惑が入り乱れた格好となっています。事故を起こした

2015.11.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

とうとうグローバル市場に解き放たれた、「郵貯」と「簡保」の巨大マネー

 日本郵政グループ3社が株式上場をしました。「28年前のNTT株以来の大型上場」であるとか、「最後の大型民営化案件」というような表現が飛び交

2015.11.04
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米軍の南シナ海の哨戒活動は、なぜこのタイミングで始まったのか

 今週27日、アメリカ海軍第7艦隊所属のイージス駆逐艦「USSラッセン」(アーレイ・バーク級)は南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ

2015.10.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

証人喚問で共和党を蹴散らしたヒラリーの、残された「死角」とは

 先週22日、ヒラリー・クリントン氏は「ベンガジ事件」に関する下院調査委員会に証人として召喚されました。この委員会は、2012年9月11日に

2015.10.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの大衆文化は保守的なだけに「息が長い」

 今週のアメリカでは3つの話題がトレンドになっています。まず10月21日は、往年のSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(ロバ

2015.10.22
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米軍がアフガン駐留を続けざるを得ない事情

 先週会見したオバマ大統領は、2016年以降も、つまり17年に次期大統領が就任した後も、アフガニスタンへの米軍の駐留を5500人程度の規模で

2015.10.20
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現実味を帯びてきた、大統領選「ヒラリー対トランプ」の最悪シナリオ

 共和党に2カ月遅れて、民主党もようやく今週13日に「第1回の大統領候補テレビ討論」を開催しました。参加者は、ヒラリー・クリントン候補に加え

2015.10.15
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「一億総活躍社会」の目標設定は意外とシリアス

 内閣改造にあたって安倍政権は「一億総活躍社会」というスローガンを掲げて、その担当大臣を任命しました。確かに、この「一億総活躍」が現時点では

2015.10.13
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オバマ政権が見透かす、シリア情勢に介入したロシアの「動機」

 ロシアはシリア領内での空爆を拡大する一方で、カスピ海上の艦船から巡航ミサイル攻撃を行ったと発表、4隻の艦船から26発のミサイルを発射して、

2015.10.08
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TPP妥結の政治的意味、日本とアメリカ

 面倒な交渉の末にようやく妥結したTPPですが、この問題に関しては日本もアメリカも「政治のねじれ」を経験しています。日本の場合は、そもそもT

2015.10.06
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