コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「安保法制」の落とし所はどこにあるのか?

 先週末放送の「朝まで生テレビ!」に出演して思ったのですが、今回の「安保法制」をめぐる左右対立は激しさを増しているようです。戦後70年続いた

2015.07.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

安倍政権、「安保法制」局面のサバイバル・シナリオとは?

 それにしても、奇妙な政治状況になってきました。集団的自衛権に関する閣議決定が行われたのが昨年7月で、ほぼ1年を経てその法制化を中心とした「

2015.07.23
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又吉直樹氏の傑作『火花』は、日本文学を変えるか?

 初出誌の『文學界』2月号がプリンストン大学の図書館に来ていましたので、早速読んでみました。キャラクターはよく描かれていますし、ストーリー展

2015.07.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

イラン核合意が日本の安全保障に与えるインパクト

 いわゆる「集団的自衛権の行使は合憲」という解釈の上での、一連の「安保法制」を成立させようという日本の動きは、アメリカでは大きく報じられては

2015.07.16
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東芝の不正会計、ガバナンスの何が問題なのか?

 会社の経営者の評価は業績で決まります。特に利益を出さなくてはならない、そのプレッシャーの中で仕事をするのが、企業経営者の宿命だと言えるでし

2015.07.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ハーバード入試でアジア系は本当に「差別」されているのか?

 アジア系の約60の人権団体は、ハーバード大学の入学選考において「アジア系への差別」が見られるとして米国連邦教育省への提訴を行っていましたが

2015.07.09
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新幹線放火事件、防犯カメラは効果が期待できるか?

 新幹線の放火事件はショッキングでした。事件直後の本欄では、インテリアに採用されている難燃性素材などを例に取って「安全性は揺らいでいない」と

2015.07.07
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新幹線放火事件で、安全性は揺らいだのか?

 今週、東京発新大阪行「のぞみ225号」の車内で発生した放火事件では、自殺した71歳の男の他にも1人が死亡し、重軽傷者は26人にもなりました

2015.07.02
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広島・長崎の「70周年」をどう考えるか?

 戦後70周年の今年、ヨーロッパではアウシュビッツの解放70周年から、ドレスデンの空襲70周年、ベルリン陥落による欧州戦線終結の70周年まで

2015.06.30
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「なでしこ」だけではない女子サッカー選手の低賃金

 現地時間で23日深夜のオランダ戦を2対1で勝ち抜いた「なでしこジャパン」は、W杯2連覇の期待がかかる中で、精度の高いサッカーを継続していま

2015.06.25
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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