コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

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どうして被災県知事が情報の司令塔になれないのか?

 熊本地震では、余震が続く中で被災者の避難をどうするか、物資の調達をどうするかなど、日々、危機管理が続いています。危機管理の中で、最も重要な

2016.04.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

テレビ報道の自由と中立性はどう確保したらいいのか?

 新聞や書籍に特段の「中立性」は求められません。そんなことを要求したら言論弾圧になってしまいます。ネットの場合はもっと自由で、物理的に遮断し

2016.04.14
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「ケリー広島献花」を受け止められなかったアメリカ

 今週11日、G7外相会議で広島を訪れたアメリカのケリー国務長官は、G7外相の一員として広島の原爆死没者慰霊碑に献花しました。また前後して、

2016.04.12
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「パナマ文書」問題がアメリカでは大騒ぎにならない理由

 パナマの法律事務所モサック・フォンセカが作成した、膨大な機密文書の暴露、いわゆる「パナマ文書」問題では、アイスランドのグンラウグソン首相の

2016.04.07
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ケリー国務長官の広島献花は、米世論の反応を見る「アドバルーン」

 来週10日と11日に伊勢志摩サミットの準備会合として、G7外相会合が広島で開かれます。その際に、岸田外相の呼びかけで「広島宣言」が出される

2016.04.06
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ようやく開業にこぎ着けた北海道新幹線の今後の課題

 3月26日、北海道新幹線の「新青森=新函館北斗間」が開業し、青函トンネルを通って東京と北海道が直結しました。青函を通る首都圏と北海道の直通

2016.03.31
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トランプの暴言に日本は振り回されるな!

 共和党のドナルド・トランプ候補の暴言、それも「日本に関する暴言」が止まりません。暴言の一つは、日本が雇用を奪っているから、関税率45%を課

2016.03.29
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衆参ダブル選挙を憲法改正に絡めるのは強引すぎる

 消費税の10%引き上げというのは国際公約であり、唐突に強行すると国債の格下げなど大きなリアクションを受ける可能性があるわけです。ですから、

2016.03.25
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オバマの歴史的キューバ訪問で、グアンタナモはどうなる?

 今月20日、オバマ大統領は歴史的なキューバ訪問を成し遂げ、専用機「エアフォースワン」でハバナに降り立ちました。アメリカとキューバは、すでに

2016.03.22
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シリアから電撃撤退したプーチンの意図はどこに?

 今月14日、ロシアのプーチン大統領はシリア駐留部隊の「主要な部分」について、翌日から撤退を開始すると宣言しました。しかも、政府の会議にテレ

2016.03.17
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特集:コメ高騰の真犯人
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2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

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