- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- ヒラリー対ジェブ、2人のビデオを比べてみると
ヒラリー対ジェブ、2人のビデオを比べてみると
2016年の大統領選へ向けて、ヒラリー・クリントン(民主党)が出馬宣言を行ったのが4月12日でしたが、それから2カ月遅れて、ジェブ・ブッシュ(共和党)も6月15日に正式に出馬宣言をしました。
ジェブ・ブッシュの出馬宣言が遅れたのは、5月に「イラク戦争への評価」をめぐってコメントが二転三転してメディアに叩かれたため、タイミングを見計らっていたことがあると思います。ですが、その間にも共和党内では出馬宣言が続き、主要な候補はほぼ出揃った感があり、結果的には「真打ちは最後に登場」という演出になった感じもあります。
発表された選挙戦のステッカーは「ジェブ!」という文字が大きく表示されたもので「ブッシュ」という名字は入れないなど、「ブッシュ家の3番目」というイメージを払拭しようという強い姿勢があるようです。ですから本稿でも以降は「ジェブ」候補と呼ぶことにします。
ヒラリーは、夫のビル・クリントン元大統領と区別するために、多くの場合で「ヒラリー」と呼ばれていますが、ジェブも同じようにファーストネームを浸透させて対抗しようということ、そして、過去の「パパ・ブッシュ」や「ジョージ」とは違うのだというアピールも感じられます。
さて、現代の選挙戦ではプロモーションビデオが極めて重要です。ユーチューブなどを使って拡散される中で、候補者のイメージを伝える主要なツールだからです。こうしたビデオには巨額な予算が投じられ、ある意味では「カネまみれ選挙」の象徴でもあるわけですが、お金をかけて制作した分だけ陣営の意図が見えてくるという面は否定出来ません。
そこで、現時点での両陣営の姿勢の「違い」を確認する材料として、2人のプロモーションビデオに注目してみたいと思います。
まず、4月12日に配信を開始した、ヒラリー・クリントンの "Getting Started" というビデオは、内容としては「アメリカのミドルクラス」の人々が「困難な中で再スタートをする」というエピソードが集められています。
サッカーをフットボールと呼ばせたいトランプの執念 2025.12.10
ベネズエラ船撃沈事件に揺れるペンタゴン 2025.12.03
意外にも「友好的」だったトランプ・マムダニ会談 2025.11.26
アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性 2025.11.19
マムダニ新NY市長の左派政策、日本への影響は? 2025.11.12
NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショックの行方は? 2025.11.05
高市早苗新首相と田原総一朗氏との浅からぬ因縁 2025.10.29
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
代理店や量販店向け法人営業/外資系/法人営業
シリコンパワージャパン株式会社
- 東京都
- 年収400万円~700万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京都/港区虎ノ門/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
営業事務/「正社員」在宅週2OK!英語活かす外資系メーカーでの営業事務
ランスタッド株式会社
- 東京都
- 月給33万8,000円
- 正社員






