- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- GDPマイナスのショック、アベノミクスの現在
GDPマイナスのショック、アベノミクスの現在
では、日本経済は完全に分裂していて、アベノミクスはいくらやっても実体経済には効果はないのでしょうか? そこまでは言えないと思います。市場全体の好循環から、国内企業の株価も上がっていますし、何よりも株の売却益が円で確定したものは国内でグルグル回り始めているからです。
ただ、今回のGDPマイナスというのは、そうした国内の実体経済への波及効果というのは実は極めて限定的であることを暴露してしまいました。
では、2013年年初以来の流動性供給は「やらない方が良かった」のでしょうか?
この議論は、そんなに重要ではないと思います。例えばですが、株の売却益が出てしまったために、守旧派的な経済が延命したり、必要な改革が先送りされたりということはあったかもしれません。また、純粋に投資のリターンを考えた場合にムダな公共投資があったかもしれません。
ですが、少なくとも流動性供給に関しては「プラス・マイナス・ゼロ」であったと考えるのが自然です。アベノミクスと黒田バズーカの「せいで」不況になったとか、マイナス効果の方が大きかったというのは印象論だと思います。
ただ、これからは「単なる円安誘導、流動性供給」では、もう株価は反応しなくなるでしょう。また、それだけでは「好況感」も「投資意欲」も出てこないでしょう。そうではなくて、今度こそ、実体経済を改善する政策、特に競争力を失った産業を整理して、競争力のある産業に転換する政策を進めていかなくてはなりません。
具体的には、グローバルな成長に乗っていける、あるいはグローバルな市場で売っていける産業を、拡大していくということです。もっと言えば、2つに分裂した日本経済を、1つの尺度で再統合するということです。対グローバル市場では高成長だが、日本国内にはグローバルになれないローカル経済があって、そっちは「マイナス」というのではダメだということです。もっと言えば、ドルベースでも成長していける部分と、円の下落とともに沈没していく部分に分裂するのを回避していかなければなりません。
第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC 2026.03.18
第3次石油ショック(?)への日本の対応を考える 2026.03.04
一般教書演説ではイラン攻撃ではなく物価高対策を強調したトランプ 2026.02.26
裁量労働制の見直しが「働かせ放題」になる危うさ 2026.02.18
エプスタイン疑惑の深層に横たわる2つの問題 2026.02.11
日本経済低迷の主因である「空洞化」をなぜ総選挙で議論しないのか 2026.02.04
消費税減税の断念示唆?に見られる日本的「空気」の決定 2026.01.28
-
経理事務/青砥駅/外資系企業での経理財務経験5年以上/英語力必須
プロフィット株式会社
- 東京都
- 月給32万6,000円~
- 正社員
-
経理リーダー/外資IT企業の日本法人/1000名規模で成長フェーズの企業で財務会計を担当
株式会社ハイシンクジャパン
- 東京都
- 年収550万円~650万円
- 正社員
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
保険の営業 外資系トップクラスの大手グループ/土日祝休み/年間休日120日以上/手厚い研修あり
マニュライフ生命保険株式会社
- 東京都
- 月給20万円~50万円
- 正社員






