コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

周辺の西アフリカ諸国は軍事介入も示唆──邦人も退避、混迷のニジェール情勢の深層

<ニジェールのクーデターへの周辺国の反応は強い危機感の表れ> ・西アフリカのニジェールではクーデターをきっかけに治安が悪化し、外国人が退避す

2023.08.04
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「中東唯一の民主主義国家」イスラエルの騒乱──軍やアメリカも懸念する司法改革とは

<イスラエル各地に広がった抗議デモは、権威主義化する政府への批判であり、ユダヤ教保守派に対する優遇への反発でもある> ・イスラエルではこれま

2023.07.31
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

例えば、F-16戦闘機... スウェーデンのNATO加盟承認に転じたトルコが欧米に期待すること

<問題をできるだけエスカレートさせ、譲歩を取引材料にする──突然の方針転換は、欧米各国からの軍事、経済両面での支援を引き出すための外交手法だ

2023.07.19
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

仏マクロン政権の責任転嫁「大暴動は若者の親とSNSとTVゲームのせい」

<フランス全土に広がった怒りの暴動は、政府の対応のまずさによって加速している> ・フランス政府は10代の若者に夜間外出を認める親の他、「暴力

2023.07.12
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ケニアとEUの経済連携協定締結は「アフリカ争奪戦」の趨勢を変える?

<今回の経済連携協定(EPA)には、アフリカ諸国にとって対中貿易にない利点が含まれているが> ・先進国と中ロのアフリカ争奪戦が激しくなるなか

2023.07.07
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

スウェーデンのNATO加盟はほぼ絶望的に──コーラン焼却「合法化」の隘路

<NATOを率いるアメリカの国務省報道官もコーラン焼却を批判し、「合法かもしれないが適切とは限らない」と、スウェーデンの裁判所を暗に批判した

2023.07.05
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

パリを覆う反差別デモと大暴動──フランス版BLMはなぜ生まれたか

<この騒乱の原動力は「差別反対」だけではない> ・フランスでは17歳のアラブ系の少年が警官に銃殺されたことをきっかけに、全土で抗議デモと暴動

2023.07.03
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

サッカーブラジル代表が黒いユニフォームを着た意味──グローバルサウスの抗議

<17日にスペインで行われた親善試合のギニア戦でブラジル代表選手が全員、お馴染みの黄色ではなく黒いユニフォームでピッチに立った> ・レアル・

2023.06.23
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ウクライナ戦争を見ても「強制的な徴兵」が世界でほとんど復活しない訳 「国民の拒絶反応」以外にも理由が

<ヨーロッパでは近年、徴兵制再開に向けて動く国が目立つ。しかし、強制的な徴兵制は現代では一般的ではない。その理由は4つある> ・ヨーロッパで

2023.06.19
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

中国はロシアに協力するふりをしつつ裏切るか──中央アジア争奪をめぐる暗闘

<中央アジアはロシアの縄張りとされてきたが、もともと中国にとっても関心の高い地域だった。中国は人目をひきにくいタイミングで重大なアクションを

2023.06.12
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 2
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 3
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 4
    「前を閉めてくれ...」F1観戦モデルの「超密着コーデ…
  • 5
    現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ…
  • 6
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 7
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    「体が資本」を企業文化に──100年企業・尾崎建設が挑…
  • 10
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中