コラム

オブザーヴィング日本政治 トバイアス・ハリス

与謝野離党でも変わらぬ党内力学

 孤独な戦い 目立つ存在ではあっても一匹狼にすぎない与謝野Issei Kato-Reuters   4月3日、かつて自民党の総裁候補にまでな

2010.04.05

民主党を救うただ1つの方法

 鳩山内閣のひどいありさまを見ているうちに、ふと思い出して、このブログのバックナンバーを調べてみた。昨年5月、鳩山由紀夫が当時まだ野党だった

2010.03.29

生方騒動にウエストミンスター制の本質を学べ

「数人の閣僚(と一部の造反者)を除けば、最近の議員たちはよくしつけられたイエスマンでしかない」  近代社会学の父マックス・ウェーバーは191

2010.03.24

自民党の不可思議な死

新生党代表幹事だった小沢一郎の主導の下で8つの政党が連立を組んで誕生した細川政権は1994年、小選挙区制と比例代表制を組み合わせる選挙制度

2010.03.03

鳩山「保険外交」の静かな成果

 捕鯨問題を乗り越えられるか オーストラリアのラッド首相(右)と会談した岡田外相Reuters   2月19日〜22日にオーストラリアを訪問

2010.02.26

民主党の政調復活は時期尚早だ

 2月17日、民主党の生方幸夫副幹事長や田中真紀子元外相ら衆院議員有志が鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長に対し、「政策研究所」の新設を要請した

2010.02.22

枝野入閣と小沢問題は関係ない

 昨年の政権交代で入閣が期待されながら、していなかった枝野幸男が行政刷新相に就任した。これまで仙谷由人・国家戦略担当相が行政刷新相を兼務して

2010.02.12

小沢問題の見えない出口戦略

 2月4日、民主党の小沢一郎幹事長は自身の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題で東京地検特捜部による起訴を免れた。一方で、石川知裕衆

2010.02.08

安倍っぽかった鳩山演説

「ファミリービジネス」である政治の世界に入る前、鳩山由紀夫首相は学問の世界にいた。元学究ゆえ鳩山の演説はしばしば抽象的になる。壮大な根本的方

2010.02.01

小沢スキャンダルが民主党を救う?

闇将軍の命運 6月の参院選に向けて小沢は欠かせない存在だが、鳩山政権の支持率を低下させる可能性も高い Toru Hanai-Reuters

2010.01.15
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦い」...ドラマ化に漕ぎ着けるための「2つの秘策」とは?
  • 2
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 3
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリーズが直面した「思いがけない批判」とは?
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    「何度でも見ちゃう...」ビリー・アイリッシュ、自身…
  • 6
    70%の大学生が「孤独」、問題は高齢者より深刻...物…
  • 7
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 8
    中国最強空母「福建」の台湾海峡通過は、第一列島線…
  • 9
    ロシア、北朝鮮兵への報酬「不払い」疑惑...金正恩が…
  • 10
    ウクライナ軍ドローン、クリミアのロシア空軍基地に…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 9
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 10
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 8
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中