コラム

オブザーヴィング日本政治 トバイアス・ハリス

中川昭一の死と自民タカ派の落日

 10月4日朝、麻生前政権で財務・金融相を務めた自民党の中川昭一が東京・世田谷区内の自宅の寝室で死亡しているのが発見された。知ってのとおり、

2009.10.05

鳩山政権「亀井外し」が始まった

 総理大臣に就任して2週間が経ち、鳩山由紀夫は重要な教訓を学んだはずだ。重要な政策課題は自分で提起しなければ、ほかの誰かがやってしまうという

2009.10.01

亀井静香の暴走を止める方法

 先週ニューヨークとピッツバーグで華々しい世界デビューを果たした鳩山由紀夫首相が帰国した。今回の訪米で具体的な成果を挙げたわけではないが、象

2009.09.28

亀井金融相は少しも怖くない

 9月16日、ついに発表された鳩山新内閣の顔ぶれは、なかなか印象的だった。  民主党内の各グループのバランスに配慮し、ベテラン議員を起用した

2009.09.17

オバマは海自給油中止を認めよ

 米国防総省のジェフ・モレル報道官は9月9日の会見で、日本の新政権についてこう発言した。「アメリカも世界も、日本のインド洋上での給油活動から

2009.09.14

「閣内内閣」は政権運営の切り札

2003年9月、民主党は政権交代後の政権運営構想をまとめた。総選挙で勝利したら5日以内に政権移行チームを立ち上げ、官僚主導から政治主導へと

2009.09.09

ボロボロ自民党、再生への道

 自身の政治生命をかろうじてつなぎとめた自民党の中川秀直は、辞意を表明した麻生太郎の後任を選ぶ総裁選に出馬する意欲を明らかにした。中川といえ

2009.09.01

カタルシスな総選挙後の現実

バラ色の世界 鳩山由紀夫は獲得した過半数議席を使いこなせるか(8月31日) Issei Kato-Reuters  民主党が真の意味で歴史的

2009.08.31

しゃべり過ぎ民主党の対米政策

 衆議院選挙の全立候補者を対象に毎日新聞が行なったアンケートを見て興味深かったのは、そこから見えてくる民主党という政党の姿だ。  民主党は党

2009.08.27

民主党政権で小沢一郎の役職は?

 鳩山政権で藤井裕久が財務相に任命される可能性について先日のブログに書いたが、その後産経新聞が、内閣の重要なポストについて長文の観測記事を掲

2009.08.25
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦い」...ドラマ化に漕ぎ着けるための「2つの秘策」とは?
  • 2
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 3
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリーズが直面した「思いがけない批判」とは?
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    「何度でも見ちゃう...」ビリー・アイリッシュ、自身…
  • 6
    70%の大学生が「孤独」、問題は高齢者より深刻...物…
  • 7
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 8
    中国最強空母「福建」の台湾海峡通過は、第一列島線…
  • 9
    ロシア、北朝鮮兵への報酬「不払い」疑惑...金正恩が…
  • 10
    ウクライナ軍ドローン、クリミアのロシア空軍基地に…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 9
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 10
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 8
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中