コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス
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「道徳的純真無垢」派にとっては戦没者追悼も「差別的」で「不道徳」

<人々が胸に赤いポピーの花を着ける11月の戦没者追悼記念日はイギリスにとって重要な慣習だが、いかなる人種差別も帝国主義も許さない「道徳的純真

2022.11.16
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「ほぼ万年与党」だった英保守党が大ピンチ 凋落の理由と新首相スナクのこれから

<イギリス新首相にリシ・スナクが決定したが、選挙にも経済にも強いはずの保守党は迷走続きで次の総選挙に勝つ気がしない> イギリスでは、保守党が

2022.10.28
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ソ連を脱したバルト諸国の発展を見よ

<初めて訪れたバルト諸国には旧ソ連領の面影はなく、自由と民主主義を「勝ち取った」誇りと30年間の急速な繁栄が見て取れる。ソ連崩壊をいつまでも

2022.10.26
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通貨安に動揺しなくていい理由

<強い自国通貨にプライドを持っているイギリス人は最近のポンド安をことさら嫌うが、通貨の動向に過剰反応するのはあまり合理的でない> 市場が必ず

2022.10.20
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そろそろ長期政権改め政権交代の時だが、労働党党首はあまりに退屈

<英トラス政権の支持急落のおかげで急浮上の野党・労働党。保守党の長期政権にイギリス国民はうんざりし始めているものの、野党党首のキア・スターマ

2022.10.06
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英女王死去でデンマークが残念だった理由

<英エリザベス女王の訃報で不運にも在位50年を祝うゴールデン・ジュビリーの催しが大幅に縮小されたデンマーク女王マルグレーテ2世は、実はこんな

2022.09.27
Edge of Europe コリン・ジョイス

急進的でなくてもいい、不必要に時代の波に乗らない... エリザベス女王に学ぶリーダーの資質

<英国民や世界中の人々から慕われた英エリザベス女王は、極めて長い統治期間にわたり見事な成功を収めたそのリーダーシップのスタイルにも注目する価

2022.09.22
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トラス英首相を新たな「鉄の女」とか言うのはどうなの?

<イギリスに3人目の女性首相が誕生し、もはや性別など言及する必要もなくなったが、いまだに女性の場合だけやたらとサッチャーと比較されるのはいた

2022.09.16
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スコットランドを分断する「アイルランド推しか否か」

<スコットランド人が何より意識するのはスコットランドでもイングランドでもなくアイルランド? スコットランドのグラスゴー旅行で気付いた不思議な

2022.09.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

ラシュディ襲撃事件に見る、行き過ぎた異文化尊重の危うさ

<襲撃を受けた『悪魔の詩』のサルマン・ラシュディはイギリスでは「表現の自由」の象徴だが、ラシュディ殺害のファトワ(宗教令)以降、イギリスは異

2022.08.24
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特集:世界が愛した日本アニメ30
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2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

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