コラム

やじうまUSAウォッチ 町山智浩

『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』はキリスト教徒マイケル・ムーアの資本主義批判

 9月11日、トロント映画祭でマイケル・ムーアの新作『Capitalism:A Love Story』(邦題『キャピタリズム〜マネーは踊る〜

2009.09.16

お笑いニュースがオバマ保険を救う?

 毎晩欠かさず観ているニュース番組はNBCでもCBSでもABCでもない。CNNでもMSNBCでも、ましてやFOXニュースでもない。コメディ・

2009.09.02

イルカ漁告発映画『The Cove』と『わんぱくフリッパー』

「あなたはクジラを食べる?」  前に住んでいた家で、お隣さんのカイロプラティック師のテリさんに尋ねられたことがある。 「子どもの頃は学校の給

2009.08.19

ニューズウィークの辛口批評家にとって「映画の黄金時代」とは

 東京ローカルのUHF局TOKYO MXテレビで、今年の4月から「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」という番組をやっている(毎週日曜日午後1

2009.08.05

マリファナ解放区オークステルダムは赤字自治体を救うか?

 ウチの隣町オークランドのFOXシアターで、7月25日、「リボウスキ祭り」が開かれた。『ビッグ・リボウスキ』というコーエン兄弟監督の98年の

2009.07.29

『ブルーノ』はあらゆる人種、党派、宗教をおちょくる無差別お笑いテロ

(筆者注)今回の内容は読者を不愉快にさせる可能性があります。あらかじめおことわりしておきます)  7月10日金曜日午前0時、バークレーの映

2009.07.15

お笑い「悪の枢軸」

 前回に引き続いてデトロイト取材の話から。  デトロイトで最後に立ち寄ったのはフォードの城下町、デアボーン。街に近づくとアラビア語の看板が目

2009.07.01

GM破産で揺れるデトロイトとモータウン

 クライスラーとGMの破産で揺れるデトロイトに取材に行った。  自動車産業については取材費を出してくれた月刊『文藝春秋』の発売前に書くわけに

2009.06.18

不況下で増える悲しい「ファミリサイド」

 全米で4番目に殺人事件の多い町オークランドに5年も住んで、2年前にやっと治安のいい町に引っ越した。  小学3年生になるうちの娘も、9月の新

2009.06.03

『立ち直る力』と80年代NYのアッコちゃん

 それは痛々しいメディア・サーカスだった。  先々週から先週にかけて、エリザベス・エドワーズ(59歳)が自著『Resilience(立ち直る

2009.05.20
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 6

    大谷選手は被害者だけど「失格」...日本人の弱点は「…

  • 7

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    「性的」批判を一蹴 ローリング・ストーンズMVで妖…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中