- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 出生率・出生数の数値目標からは逃げられないのではな…
出生率・出生数の数値目標からは逃げられないのではないか?
ちなみに出生率ばかりに目が行っていますが、出生数という数値にも目を向けた方が良いと思います。その場合には以下の数値を直視しなくてはなりません。
(1)2013年の出生数は概算で103万人でした。
(2)一方で、今年2014年に入って月次の出生数の速報値は、この2013年の1月、2月の実数と比較すると、毎月5000人のペースで減少しています。1974年生まれを中心とする団塊二世の世代は、これまで高齢でも出産して出生率並びに出生数の向上に貢献してきたわけですが、その母集団の人口が40代のゾーンに入りつつあり、その影響が出てきていると見られます。
(3)このまま推移すると、2014年の出生数は100万人のラインが死守できるかは、ギリギリの瀬戸際であると思われます。ちなみに、今年中の予定日の妊娠は既にほとんどがスタートしているので、今からこの数字に関して改善をしようとしてもムダです。
(4)一方で、昨年2013年の死亡者数は約128万人でした。この死亡者数は現在のところは毎月11万5000人程度で安定しています。
(5)従って、当面の施策としては「年間出生数100万」から大幅な落ち込みをしないような努力をしつつ、少しでも早く出生数の改善トレンドを軌道に乗せて「年間死亡者数」に接近させ、人口減少をスローダウンさせるという「数値目標」を設定することになるのではないでしょうか。
こうした「率」ではなく「数」の数値目標もプレッシャーを伴います。そのプレッシャーはまず政権が背負うべきであり、そして社会全体が、それこそ私たちのような在外のコミュニティも含めて、また子育てを終えた世代も含めた全員が背負っていくべきものと思います。
日本の次期首相に絶対的に必要なのは「円を守り抜く信念」 2025.10.15
いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う時代 2025.10.08
AI就職氷河期が米Z世代を直撃している 2025.10.01
クールジャパン戦略は破綻したのか 2025.09.24
日本の新政権が向き合うべき、安全保障の「ねじれ」というアキレス腱 2025.09.17
「物価高対策と財政規律の間の最適解」──ポスト石破に求められる最重要課題 2025.09.10
アメリカのストーカー対策、日本との違いを考える 2025.09.03
-
外資金融機関での施設警備スタッフ年収472万可能/サポート体制万全/賞与支給/夜勤あり/高時給/経験スタッフ
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 年収442万4,000円~472万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備/経験者OK/夜勤あり/丁寧な研修あり/高収入/賞与支給
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備スタッフ/経験歓迎/月収366,450円可能/夜勤あり/簡単な作業/賞与支給
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備スタッフ/経験者OK/賞与支給/高収入/夜勤あり/丁寧な研修あり
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員